Style_02 HAWAII with Rintaro Tanoue
PROFILE
1992年生まれ、福岡県出身。大学在学中に留学先のシアトルで目の当たりにしたコーヒー文化に感銘を受け、帰国後すぐにバリスタの道へ。いくつかの店舗で研鑽を積み、現在は実店舗を持たないコーヒーにまつわる活動として「Barista Base」の運営や、シェアリングコーヒースタンド「蜃気楼珈琲集団」の代表を務めるなど、起業家としての顔も持つ。今夏にはシェアロースターのサービスも展開予定。
Instagram:@shinkirou_coffee
ー 〈ボホノマド〉のサンダルは、実際にどんなシーンで履いてみたいですか?
田上:職場ではサンダルだと少し危ないので、なかなか履けませんが、夏にコーヒー豆を焙煎する時などはとっても暑いので、そんな時には最適かもしれませんね。店舗での業務以外にも屋外のイベントなどへ出店する機会もあるので、プライベートではもちろん、仕事でも活躍してくれそうです。
ー この日コーディネイトしていただいた、清潔感のあるシャツとデニムのベーシックな着こなしにもぴったりですね!
田上:普段落ち着いたトーンの洋服を着ることが多く、シューズは基本的に黒を選ぶことが多いので、〈ボホノマド〉のサンダルも黒を選びました。遠目から見た時にはシンプルに感じられる見た目も、よく見るとフィット感をあげるために考えられた編み方でデザインされていて、プロダクトとしての奥行きを感じます。
ー ファッションへの向き合い方などで、最近変化してきたことなどはありますか?
田上:20代も後半に差し掛かり、流行を追うよりも自分が本当にいいと思ったものにお金を使うようになりました。いいと思うポイントもデザインだけでなく、誰がどこでどんな想いでつくっているのか、といったその商品が持つストーリーも大切です。そういったストーリーをまとうことがオシャレという世の中になったらいいですね。
ー それこそ、最近はコーヒー豆も農場単位まで明記することが多くなりましたね。〈ボホノマド〉にはどんなストーリーを感じましたか?
田上:エシカルかつサスティナブルな印象を受けながらも、〈ボホノマド〉には“三方よし”という言葉がぴったりだなと感じました。近江商人の経営哲学のひとつとして知られている言葉なのですが、「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方で。ぼく自身、コーヒー業界で働く人間として理想的な姿勢だなと。クールなサンダルを履いていたら、知らない世界の誰かのハッピーを生んでいたという仕組みが素敵ですよね。