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英国の遺伝子が化学反応を起こす、 ハイテックと3人の関係。
Mind of British

英国の遺伝子が化学反応を起こす、
ハイテックと3人の関係。

イギリスで生まれた〈ハイテック(HI-TEC)〉のスニーカー。40年以上の歴史を誇り、英国の遺伝子は時代を超えて多くのモデルへ継承されています。そのなかでも無骨なシルエット+デザイン性の高さ+ハイスペックを兼ね備えた『イーストエンド(EASTEND)』は、ブランドを象徴するモデルのひとつ。今回は英国=イギリスをルーツに持つ3人と、ハイテックのスニーカーが起こす化学反応をお届けします。

PROFILE

田中優也 / Diaspora Skateboards & Cabaret Poval デザイナー

1987年生まれ、長野県出身。学生時代からスケートボードに傾倒し、10代で上京してすぐにストリートブランドのアパレルスタッフへ。その後、2010年に東京発のスケートブランドとして地元の仲間たちと〈ディアスポラ スケートボーズ(Diaspora Skateboards)〉を発足し、自身のアパレルレーベルである「キャバレット ポヴァール(Cabaret Poval)」も始動。昨年9月には仲間のTKCとともにレーベルの〈フーバーストア(HuberStore™)をスタートし、精力的に活動しています。
Instagram:@puzzlin_evidence
https://cabaretpoval-shop.com/

いい意味でイナタい、イギリスっぽさ。

1950~1960年代にかけてイギリスから世界に伝播した、モッズカルチャーの代表的なアイテムであるモッズコートとヴェスパ(Vespa)をピックアップし、定番のUKスタイルで出迎えてくれた「キャバレー ポヴァール(CABARET POVAL)」と〈ディアスポラスケートボード(Diaspora Skateboards)〉を手がけるデザイナーの田中優也さん。そんな田中さんが選んだ1足は『イーストエンド』の定番カラーのブラック。細すぎず太すぎない絶妙なシルエットのデニムパンツと、モッズコートを合わせるコーディネートを披露してくれました。

「昔自分がバンドをやっていたこともあり、オアシス(oasis)が好きだったんですよ。だから自然とUKカルチャーが好きになって、サッカーとかモッズカルチャーを象徴する映画の『さらば青春の光』とか、さまざまなイギリスモノの虜になりましたね。それで今回の〈ハイテック〉の『イーストエンド』を初めて見た時は、イギリスっぽいいいイナタさだなって思ったんです」

「通勤やプライベートでこのヴェスパには乗っていて、そういう時はモッズの真似をしてぼくもM65パーカ(=モッズコート)を着ることが多くて。今回合わせたデニムパンツは、90年代にオアシスが穿いていたようなシルエットでとても気に入っていて、ちなみにどちらも自分のブランドのアイテムなんですが(笑)同じようなイギリスっぽいムードを『イーストエンド』にも感じました」

「今回履いた〈ハイテック〉の『イーストエンド』は、身長が高く見える、大きめのソールが個人的にうれしいですね。履き心地に関しては、いつも履いているものより少しゆとりがあるので、圧迫感がそこまでないように感じられました。長時間立っていないといけない、展示会とかで重宝しそうですね」

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