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あらゆるシーンを行き来する、アントラックのバッグと服。
UNTRACK : FIND YOUR TRAIL

あらゆるシーンを行き来する、
アントラックのバッグと服。

「アーバンアウトドア」をテーマに掲げ、今年8月にデビューした〈アントラック(UNTRACK)〉。このブランドが展開するのは、バリエーション豊かなバッグに加え、“着るバッグ” をコンセプトにした服たち。どちらもオンとオフのシーンをシームレスに繋ぐことを目的にしたプロダクトで、そこには見た目だけでは分からない、優れた機能がいくつも備わっている。ここではファーストコレクションの中から代表作にフォーカス。東京・原宿にある「Bar Werk」のバーテンダー、成田玄太さんにモデルを務めてもらい、彼の日常を追うかたちでバッグと服の魅力に迫った。さらに、記事の後半では〈アントラック〉のディレクターにインタビュー。ブランドが生まれた背景とものづくりに対するこだわりを聞いた。

  • Photo_Shinji Serizawa
  • Styling_Airi Fukudome
  • Model_Genta Narita(Bar Werk)
  • Edit_Tsuji, Ryo Muramatsu

バッグを持ち歩かないひとのためのデザイン。

ーバッグを主軸にしながら、一方でアパレルを展開しているのも〈アントラック〉の特徴ですよね。

生本:これまでカバンだけを一途につくり続けてきましたが、やっぱりそれだけだと表現できることが限られてしまいます。それを服と一緒に展開することで、自分たちの世界観をより表現豊かに伝えられると思ったんです。

ー服にはどういったアイディアが盛り込まれているんですか?

生本:カバン屋が手がける服ということで、着られるバッグにしています。例えばこちらのコートは、一見すると普通のコートなのですが、服の内側に毎日持つであろう必需品を入れられる専用のポケットをつけたんです。

ーそれぞれのポケットにアイコンがプリントされていますね。

生本:スマホやイヤホン、タブレット、キー、ウォレット、パスポート。こうしたものを収納できるポケットなんですが、もちろん使い方はユーザーの方に委ねたいなと。世の中にはバッグを持ち歩かないひともいらっしゃるので、そうした方々に提案するものとしてデザインしましたね。すごくニッチではあると思うのですが(笑)。

ーバッグと同様に生地にもこだわっているんですか?

生本:そうですね。アウター類はコーデュラ糸を使っています。バッグにある「アウトドア」のカテゴリーでも同じようにコーデュラを使っているので、そうした親和性を考えて採用しました。摩擦に強かったり、ストレッチ性があったり、家庭で洗濯ができるなど、使い勝手がすごくいい生地なんですよ。

ーそうしたアウター類に加えて、ビジネスシーンではもちろん、カジュアルなシーンでも使えるセットアップや、シャツ、パンツも展開しています。

生本:こちらのセットアップもアウターと同様に撥水機能やストレッチ、イージーケアなど、機能的な素材を使用しています。

INFORMATION

アントラック

電話:03-5843-0606
オフィシャルサイト
instagram:@untrack_official

UNTRACK POP-UP STORE

場所:RAYARD MIYASHITA PARK
期間:8月30日(水)〜9月12日(火)
営業:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区神宮前 6-20-10 South 2F
電話:080-2433-3709

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