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フイナムの『月刊アトモス』増刊号 アディダス オリジナルスのロースーツ復刻! ディープなスニーカーフリークたちはどう見るか?
Monthly atmos Extra -adidas Originals LAWSUIT-

フイナムの『月刊アトモス』増刊号
アディダス オリジナルスのロースーツ復刻! ディープなスニーカーフリークたちはどう見るか?

1990年代後期のハイテクスケートムーブメント渦中に誕生した〈アディダス オリジナルス(adidas Originals)〉の「ロースーツ」が、「アトモス」との協業により復刻! 当時のストリートシーンをリアルタイムで知るディープなスニーカーフリークたちは、このモデルをどう見るか? 〈ウィズリミテッド(WHIZLIMITED)〉の下野宏明さん、「プレイグラウンド(PLAYGROUND)」の草賀雄介さん、〈バル(BAL)〉の蒲谷健太郎さんの3人が語り合います。

スニーカーフリークから見たロースーツの魅力とは?

― 1990年代中期から後期にかけての〈アディダス〉で、特に好きなモデルは?

草賀:スケシュー系全般が好き。「アディマティック」もそのひとつです。昨年復刻されたときは、「アトモス」の抽選で落ちて買えなかったのですが(笑)。なによりいちばん好きなのは、のちに「ロースーツ」へと受け継がれた「ノートン」です。

下野:懐かしいですね、「ノートン」。1990年代後期、代々木公園とか東急の屋上とかのフリマで、お洒落なアウトドアブランドのウェアに身を包んだ人が足元に合わせていたイメージです。

草賀:あー、分かる分かる。いましたよね、そういう人。スニーカーだけが好きな人というよりも、古着をはじめとするファッションを好きな人が好んで履いていたような。

下野:ですね。セレクトショップの店員さんもよく履いていた印象です。

蒲谷:「ノートン」、ぼくも大好きでした。当時は「ノートン」に限らず、〈アディダス〉のシューズ全般が好きでたくさん買っていました。

草賀:ぼくは「ノートン」があまりにも好きすぎて、古着屋さんで見つけるたびに買っていました。マイサイズじゃなくても買っていたほど。USの11とか12とかマイサイズよりもデカめの場合は、ヒモをギュンギュンに締めて、渋谷の街をこれ見よがしに闊歩していました(笑)。

― 草賀さんは「ノートン」および「ロースーツ」が〈アディダス オリジナルス〉のなかでいちばん好きとのことですが、このシューズに惹かれる理由は?

草賀:ぶっといスリーストライプスと、ボリューム感のあるファットなフォルム。そこに尽きるかな。この時代に誕生したスケートボードやBMXといったアクションスポーツ向けのシューズが、昔から変わらず好きなんです。

― そんな「ロースーツ」が、このたび復刻を果たします。出来はいかがですか? 復刻版をご覧になった印象をお聞かせください。

草賀:今日は当時のオリジナルを持ってきました。これだけは手放せなくて。比べてみると、なかなかよくできていると思いますよ。

左が1998年のオリジナル(草賀さん私物)、右が2024年1月発売予定の復刻版

蒲谷:いいですね。ぼくはオリジナルこそすべてみたいな考えはまったくなくて。オリジナルでも、復刻でも、カッコよければ全然アリです。

― カラーは2色ありますが、どちらが好みですか?

蒲谷: 自分はベージュかな。

草賀: んー、ベージュもいいけど、ぼくはブラック派です。

下野: 昔、オレンジありましたっけ? あったらそれがいいな。欲をいえば、シューレースは昔みたいなファットシューレースのほうが個人的には好き。

蒲谷: 確かに! ファットシューレースと相性が良さそう。あと、どっちもアウトソールが黒ってのがいいですね。合わせに悩まなくて済むし、価格も高くないから「サンバ」が好きな若い子たちにも受けるかも。ローテクシューズの次なる選択肢みたいな感じで。

草賀: ファットシューレースに付け替えるのはアリですね。当時はよく、わざわざ付け替えたりしてましたもんね。あとは「アディマティック」がだいぶ浸透してきたので、その流れにもハマりそう。なんにせよ、自分が大好きなスニーカーが復刻されるのは嬉しい限り。発売が待ち遠しいです。

アディダス オリジナルス「ロースーツ」 各¥15,400
2024年1月27日発売予定。

INFORMATION

アトモス カスタマー

Tel.03-6629-5075
https://www.atmos-tokyo.com
LAWSUIT 特設サイト

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