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Shopping Addict 2024 Oct. 〜編集部員のお気に入り〜 前編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2024 Oct.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

秋も深まり、だんだんと肌寒くなってきています。ようやくアウターやニットの出番! 狙いのアイテムは早めにゲットするが吉です。冷え込む時期を快適に過ごすため、いまの時期から準備をしておきましょう。

石井陽介
山本博史
村松諒
鈴木悠介
脇山修平
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01 20
石井陽介

HNFを終えて。

フイナムのハタチのイベント「HNF」を無事に終えることができました。お越しいただいた読者の皆さま、そしてイベントをサポートしてくれた皆さま、本当にありがとうございました。ぼくたちフイナムは、ひとが好きで、お祭りごとが好き。今後もこういった機会を増やしていきたいので、そのときまた何卒!

KAPITAL

キャピタルのニット

もふもふのシャツ。

「このかたちを、あの生地で」といった、意外な組み合わせを狙った服づくりは往々にしてありますが、ニットのシャツっていうのはほかにあまり見ないような気がします。しかもそれが毛足の長いシャギーニットならなおのこと。袖を通してみたらこれまた最高で、高級な柔軟剤で洗ったぬいぐるみみたいな、もふもふの肌触り。コットン100パーセントだからチクチクしないし、暑過ぎないのもうれしいですね。手掛けたのは、あまのじゃくなものづくりでおなじみの〈キャピタル〉です。個人的にはこの見えづらが、昔よく着ていた〈CAMPUS KODIAK〉のプルオーバーシャツの雰囲気を纏っていたのもポイントでした。スタイルこそ違いますが、どことなく漂う50’s感といいますか。それとやっぱりコットンシャギーですね。もふもふは正義!
¥52,580

キャピタル NAKED STORE
03-5725-3923
kapital-webshop.jp

BOW WOW

バウワウのシャツとパンツ

古着に頼らなくなった理由。

いまでこそ着る機会が減ったけど、20代の頃は古着ばかり着ていました。なかでも熱心に集めていたのが30年代〜50年代のワークウェアとアウトドアウェア。この時代の服はディテールも過剰でおもしろいものが多かったし、素材も明らかにいいものを使っていて雰囲気があった。いまじゃ価格が高騰して、おいそれと手が出せなくなったけど。さて写真は、〈バウワウ〉がつくったコーデュロイのセットアップ。当時のワークスタイルを踏襲しつつ、素材や加工も忠実に再現。ヴィンテージさながら、野趣あふれる味わいを残しています。こういう服がブランニューで手に入るようになったから、いつからか古着だけに頼らなくなったんですよね。おかげさまで古着も新品もどちらも楽しめるようになりました。この服なんて古着屋のラックにかかっていたらオリジナルと間違えてピックしちゃうでしょ。以前からここで伝えていますが、この手の加工モノをつくらせたら〈バウワウ〉は天下一品ですね。コットン100パーセントだから、着込んだらさらにいいアジが出そう。色が抜けてカッスカスになったコーデュロイもまたかっこいいんだよなあ。こ
シャツ ¥37,400、パンツ ¥37,400

C-30
03-6384-5811
Instagram:@c30_tokyo
c30-bowwow.com

MOUNTAIN RESEARCH × KEEN

マウンテンリサーチ × キーンのピレニーズ

オールド&ニュー。

ある程度のスペックは欲しいけど、テッキー過ぎる見た目はイヤ。いつもの格好にもすんなりなじむ、そんなアウトドアシューズをずっと探していたのですが、ようやく見つけました。クラシカルなヨーロピアンデザインを想起とさせるブランスエードと表革のコンビ、しかし一方で高機能ソールを装着した、オールド&ニューな1足。シューレースに施したフォルスタンや、ヒール部の刻印もスペシャル感があって良い。名作だらけの〈マウンテンリサーチ〉のシューズですが、〈キーン〉を迎えたこのピレニーズも、間違いなくそこに名を連ねる出来かと。先の朝霧JAMで下ろそうかと思っていたけど、寝坊して慌てて出たので履けず終い。いまは雨の日を中心に街履きとして愛用中。次の釣行には連れて行く予定です。早くアウトドアフィールドで履きたい!
¥25,300

KEEN
www.keenfootwear.jp

Apple AppleのAirPods 4

AppleのAirPods 4

小さいのにパワフル。

これまで使っていたイヤホンに何の不満もないし、むしろ満足をしていたのだけど、〈Apple〉から新たに発表された「AirPods 4」は見た瞬間、手を出さずにはいられませんでした。見てくださいよ、このコンパクトな充電ケースを! オフィシャルのスペックを見ると、高さ46.2㎜、幅50.1㎜、厚さ21,2㎜とな。身の回りのもので近しいサイズを探したら、15mlの目薬とほぼ同じでした。あまりピンとこない例えですが、パンツのポケットに入れても、まったく嵩張らないってことだけは断言できます。さて肝心の音質はというと、小さくなったにも関わらず低音がパワフル。音の輪郭もしっかりしていて、非常に聴き心地がいい。しかもそれだけにとどまらず、オープンイヤーにしてアクティブノイズキャンセリング搭載モデルも展開。これってかなり驚異的な気がするんだけど、先の〈Apple〉新製品発表会ではiPhione16ばかりが注目を集めましたよね。個人的には「AirPods 4」も名作として評価されてしかるべきと思っているのですが。
¥21,800 / ¥29,800(アクティブノイズキャンセリング搭載)

Apple Store コールセンター
0120-993-993
www.apple.com/jp

山本博史

FTR100

昨年に続いて東京レガシーハーフマラソンに出場してきました。タイムはたいしたことないけれど、勝手知ったる東京都心の街並みを駆け抜けられるのは、実に爽快。終わりのアフターへの動線も完璧。いやはや、いいレースでした。さて、FTR100に向けて頑張らねば。

ASICS

アシックスのトレイルランニングシューズ

トレイルでもアシックス。

レースに出るときに、ついつい目に入ってしまうのが、他のランナーの足元事情。スタート前の待機中に、参加者の装備品や足元をチェックするのは、情報として認識しているマーケットの推移を実際に現場で感じることのできる絶好の機会と言えます。そんななか着用率を高めているのが、日本が誇る〈アシックス〉です。しかも、ロードでの勢いそのまま、トレイルシーンにおいても人気を博しています。そんな〈アシックス〉のレーシングシューズの総称「META」を冠したトレイルランニングシューズ「METAFUJI TRAIL」が遂に登場。ミッドソールの上層部にFF TURBO、下層部にはFF BLAST PLUSを採用し、内部にはフルレングスでカーボンプレートを搭載。効率的に足を前に進めながら、圧倒的な推進力を味わえる仕上がりとなっています。信頼の〈アシックス〉による厚底カーボントレイル。これは試す価値、多いにあると思います。
¥27,500

アシックスジャパン株式会社 カスタマーサポート部
www.asics.com/jp/ja-jp/mk/support/contact/products

T SPEC GEAR

T SPEC GEARのショートパンツ

スタイリスト視点のランニングショーツ。

スタイリストの平くんに「走れるショーツをつくったんで履いてくださいよー!」と言われたときは、正直戸惑いました。平くんのスタイリストとしての実績は周知の事実だし、ブランドを手がけているのも小耳には挟んでいたけど、あまりにもぼくとは嗜好が異なるんじゃないかなと。でも、これが履いてみると、よくできているんです。それがこの「Reflector Shorts」。吸水、速乾性に優れた素材を使い、背面にはスマホの収納に便利なファスナー付きポケットが配備。走れる機能をしっかりと備えながらも、ゆったりしたシルエットに、ドローコードの配色やポケットの深さ、しなやかでさらりとした質感など、いわゆるスポーツウェアでは見られない繊細なこだわりが満載。サイドのリフレクターにあしらわれた若干大きいロゴからは、平くんの茶目っ気が伺い知れます。スタイリストならではの視点が活かされたランニングショーツ。おひとついかがでしょう?
¥14,300

T SPEC GEAR
tspecgear.theshop.jp

Patagonia

信越五岳トレイルランニングレースの大会記念Tシャツ

イケてる大会記念Tシャツ。

レースに参加すると、記念Tシャツをいただけることが多い。とはいえ、多くの記念Tシャツは個人的に日常着として受け付けないレベルのものばかり。大会を運営するうえで、重きを置く場所では無いのは理解できるけど、使い道の無いTシャツを受け取ったときの虚しさたるや…。そんな記念Tシャツのなかでも、機能、デザインともに自分好みなのが、先ごろ参加した信越五岳トレイルランニングレースの品。2024年大会では、〈パタゴニア〉のなかでも多用途に使えるテクニカル・トップ「キャプリーン・クール・デイリー・シャツ」をボディに採用。大会プロデューサーの石川弘樹氏がデザインを担当し、街でも、山でも着れるルックスに仕上げられています。この記念Tシャツを受け取る喜びも含めて、参加したいと思わせるホスピタリティに溢れた魅惑のレース。来年も参加して、完走できるよう、日々トレーニングしていきたいと思います。
私物

信越五岳トレイルランニングレース
sfmt100.com

GARMIN

ガーミンのランニングウォッチ

機能とスタイルを楽しむ2個使い。

普段から、いわゆるランニングウォッチを着けています。求める機能はシンプル。GPSを内蔵していて、ランニングのログを残せて、ウルトラトレイルでも耐えうるロングバッテリーを備えているもの。そこでチョイスしたいのが、GPSモードで驚きの約320時間稼働する〈ガーミン〉の「エンデューロ 3」です。一方で日常的なトレーニングに加え、ライフログ、ファッション的なアクセサリーとしても使えるのが「フォーランナー 265S」。こちらはあえてコンパクトサイズのピンクをチョイス。タフなルックスの「エンデューロ 3」との対比を、機能はもちろんのこと、スタイルとしても差別化できる2個使い。意外とこれがぼくの日常にしっくりきています。ちなみに「エンデューロ 3」では、クライムプロという機能がマジで便利。ルートを入れておけば、先の登りの勾配や距離が把握できちゃうんです。ぜひ、お試しください。
エンデューロ 3 ¥148,000
フォーランナー 265S ¥60,800

村松諒

充実の一日。

先日開催した「HNF」で〈バルミューダ〉×〈いいちこ〉のコラボブースを担当しました。用意したタコスは完売、ドリンクは数百杯の注文をいただき、盛況のうちに終えることができました。訪れて下さったみなさま、本当にありがとうございました!

LAD MUSICIAN

ラッド ミュージシャンのMA-1

STILL ALIVE

職業柄さまざまなランウェーショーを見に行きますが、今年のベストのひとつといえば〈ラッド ミュージシャン〉です。ブランド設立30周年を記念し、10年ぶりに設けられた舞台はかつてと同じ東京・恵比寿の「ガーデンホール」。錚々たるスタイリストやバイヤー、エディター、顧客など、予想を超える1,000人近くの観客が集まったといいます。幕を開けると、バンド「syrup16g」のライブパフォーマンスとともに、モデルたちがランウェーに登場。「syrup16g」の臨場感あふれるサウンドと、個性豊かなモデルの少年たちの姿が一緒くたになり、それはファッションの枠を超えた新たなエンターテインメントを見ているようでもありました。それで今回選んだのは〈ラッド ミュージシャン〉の代表作のひとつ、MA-1です。過度なディテールを削ぎ落として行き着いた、この成熟したつくりはさすがの一言。ショーは2025年春夏コレクションのお披露目でもありましたが、これは2024年秋冬コレクションの一着です。やっぱり音を奏でてこそ〈ラッド ミュージシャン〉。30周年、本当におめでとうございます。
¥58,300

ラッド ミュージシャン 新宿
03-6457-7957
www.ladmusician.com

MUJI

無印良品のロンT

これでオールオッケー。

この夏、一番着たTシャツといえば〈無印良品〉のモノです。手に取ったきっかけは今年6月のインド出張。蚊の対策にロンTを持って行く必要があり、吟味した結果、選んだのがこちらでした。何がいいってクセの無いシルエットとネイビーカラー。特にこの深い色味が好みで、いつものカジュアルスタイルにさり気ない品のよさをプラスしてくれます。厚すぎず薄すぎない生地には環境に配慮したアフリカンコットンを使用。そこにポリエステルを混ぜているので、洗っても縮むことはありません。結局、インドは連日40度近い気温で、ロンTの出番はありませんでした(笑)。ちなみに半袖のタイプもあって、夏はそればかり着てましたよ。だって一枚990円ですからね。先に買ったロンTは秋本番のいま、活躍中です。
各¥1,290

無印良品
www.muji.net

VEILANCE

ヴェイランスのパンツ

待っていた理想のカタチ。

近年、ぼくらのライフスタイルに定着したテック系のウェアたち。それらに使われる機能素材はすごい勢いで進化し、着にくさや不快感みたいなものを感じなくなりました。むしろモノによっては、シワにもなりにくいし、丸洗いできるから、天然素材のモノよりも扱いやすいかもしれません。そんな中でいま注目しているのは〈ヴェイランス〉です。〈アークテリクス〉のアイデンティティをもとにしたその服たちはどれもソリッドでクールな姿の反面、これまでどうしてもぼくのクローゼットにあるものとマッチしにくいところがありました。ただ、それが最近、時代の空気を意識したものに変わりつつあり、服としての魅力が増しています。象徴的なのが、この「コーベル パンツ」です。これまでの〈ヴェイランス〉には無かった、かなりゆったりとしたストレートシルエットで、その穿いた感じはこちらの特集の1スタイル目をご覧いただくと分かります。リサイクルナイロンを使った生地には伸縮性があり、耐久撥水加工をしてあるところもポイント。これはオンオフ問わず、あらゆるシーンで活躍すること間違いありません。
¥59,400

アークテリクス カスタマーサポートセンター
arcteryx.jp

RIMOWA

リモワのスーツケース

最高の時間を過ごす秘訣。

大都市の空港で多くのひとたちが携えるスーツケースといえば〈リモワ〉のモノです。カタチは大小さまざまですが、そこでアルミニウム製の「リモワ オリジナル」やポリカーボネート製の「エッセンシャル」を見ないことはありません。どうしても定番的なカラーに人気が集中するため、飛行機に預けた荷物が出てくるバゲージレーンには似た者同士が並んでしまいます。そこで目を付けたのが、今夏デビューの赤! これは「エッセンシャル」のシリーズに加わった新色で、85リットルの容量を誇るこの「チェックインL」をはじめ3サイズをラインナップ。とにかく色鮮やかなので見失うことはないでしょう。旅は人生をより豊かにします。つまらないアクシデントで、せっかくの機会を台無しにしないよう気をつけたいですね。
¥179,300

リモワ クライアントサービス
03-6733-9850
www.rimowa.com

鈴木悠介

バイクか自転車か。

昨年手に入れたラビットは春以降乗ることがなく、トライアンフに至っては5年以上実家で放置。自転車を組みたいけどなかなか欲しいフレームが出てこなく、“お酒を呑んだら乗れないしな”と言い訳もプラスしてこちらも先に進まない状況。今年中はどちらも諦めて、来年中にどちらかに乗れたらいいなと思います。

Barbara Mason Jr

バーバラ メイソン ジュニアのトラックスーツジャケット

イメージはカジュアルズで。

気分もあるので着るか着ないかは別の話ですが、派手な色の服は気になるところ。例えばカジュアルズ的な〈セルジオ タッキーニ〉や〈フレッドペリー〉だったり、ここ数年はラッパーのSkeptaやGbngaあたりからの影響も。フーリガンになりますが、映画『SWEET SIXTEEN』の着こなしも参考になります。そんなUKといえばトラックジャケット。ちょっと流行りすぎかな…と思うところもありますが、だからといって好きなものを着ないのも本末転倒なので、今年は〈バーバラ メイソン ジュニア〉のものをゲットしました。ゆったりな身幅・極端に短めの着丈・長めのリブ・太めのアーム・ツバ付きフード部分にはワッシャー地&切り返し部分に合皮を採用。そして極めつけにティファニーブルー的なカラーと、かなり個性的な1着です。パンツもリリースされていて、某ラッパーのようにセットアップもハイレベルですがかっこいいですね。ちなみに先日某DJの方の結婚パーティでSORAさんが着ていた新作コートもかっこよく、現在春秋冬ものの受注予約をオンラインでやっています。
¥28,300

バーバラ メイソン ジュニア
instagram:@barbaramasonjr
thebelievablemediais.stores.jp

Diaspora Skateboards

ディアスポラ スケートボーズの手袋

便利すぎるニコイチ。

夏より断然冬派。寒ければニットやアウターを着込めばいいし、それでもまだ寒かったらマフラーと手袋をすれば、生活の8割くらいを過ごす杉並区~渋谷区あたりの真冬なら問題なし。去年は某ブランドのミントタイプの手袋はメインに使っていたんですが、電車で本を読んだりコンビニで缶ビールやホットコーヒーを買った時に外さないといけないのが、めんどくさく感じたり感じなかったり。そんな中、お世話になりまくっている〈ディアスポラ スケートボーズ〉の展示会で一目惚れしたこちらの手袋。ミントと5本指タイプがニコイチになっていて、これなら指を動かしたい時にも手袋自体を外す必要がありません。まさにスケーターらしく細かなところに目と手が行き届いたアイテムだなと思いました。自分用としてだけでなく、老若男女問わずプレゼントとしても喜ばれそう。ひとつだけ問題があるとすれば、酔っぱらって無くさずにちゃんと家に持って帰れるかどうか。クラブやライブハウスに入ったら、アウターの決まったポケットに入れる癖が必要そうです。
¥6,600

ディアスポラ スケートボーズ
instagram:@diaspora_skateboards
diasporaskateboards-shop.com

SOUSHI

ソウシのMIX CD『BARBER SHOP FLAVOR Vol.3』

ずっと東京のアイコンのひとり。

はじめてSOUSHIのことを目にした光景はすごく憶えています。なにかのレセプション会場で黒いコーチJKTを着て目立っている姿を見て、一緒にいた人に“あの子だれですか?”と聞いたら“SOUSHIってスケーターの子です”と教えてもらい、当時は某スニーカーブランドで働いていた記憶。その後なにかの機会で知り合い、まだ17~8歳くらいで“SOUSHIよりSOUSHIのお母さんの方が自分と年齢近い!”とびっくりしました。それから取材をさせてもらったりモデルをお願いしたり、クラブで会ったり家にお邪魔させてもらったり。そんな感じの関係のまま、いまでもたまに連絡させてもらったりSOUSHIがDJをしているパーティにお邪魔させてもらったり、どこかでばったり会ったりしています。そしてこの『BARBER SHOP FLAVOR Vol.3』はオンラインから購入。2021年からSOULSHEET RECORDSというレーベルやRRR NYCとしても活動したりと、『BARBER SHOP FLAVOR Vol.3』を聴きながら“いまはこういう気分なんですね”と勝手に想像したりしてこの原稿を書いています。
¥1,650

ソウシ
@_soushi_

LIVING PROOF MAGAZINE

リヴィング プルーフ マガジンのアーティスト エディション 001

吉祥寺で手に入るNYの情報。

情報収集の手段はSNSがメインという方も多いと思うし、自分もそんな大衆のひとり。ただ、SNSやネットが日常的になったからこそ、そんなの“懐古主義でしょ”と言われてしまうかもしれませんが、だれかに会って聞いたことや編集された情報は、より自分の血肉になるような気がします。『リヴィング プルーフ マガジン』はNYのグラフィティマガジンで、この号はTommy Rebelにより収集&撮影された希少な写真コレクションの一部が掲載され、『Outfit Artchitecture,”と題したアーティストエディション。全124ページに、1990年代後半のNYの街にいる人々による〈ポロ ラルフローレン〉や〈ザ ノース フェイス〉などの着こなしやアイテムが掲載され、翻訳アプリと当時のレコードとセットで楽しみたいところ。本来はサブスク会員しか手に入れられない1冊ですが、NYといえばな吉祥寺の「ジ アパートメント」でゲットできました(残念ながら現在ソールドアウト)。「ジ アパートメント」では今後も定期的に『リヴィング プルーフ マガジン』を取り扱うそうなので、NY好きは見逃せまん。
¥4,400

ジ アパートメント
instagram:https://www.instagram.com/theapartment_tokyo/
www.the-apartment.net

脇山修平

11月から。

道路交通法が改正され、自転車の取り締まりがとても厳しくなるようですね。ながらスマホは6か月以下の懲役または10万円以下の罰金、飲酒は3年以下の懲役または50万円以下の罰金とのこと。ここ1〜2年くらい自転車を直さず過ごしてきましたが、もう少し先になりそうです。

STAN

スタンのバッグ

日用品的なスタンスのバッグ。

出張に行くと、その後にバッグが欲しくなります。もっと身軽に行けるんじゃないか、もっと気軽に遠くへ行けるんじゃないかって。ついつい増えてしまう荷物を見ながら、そう思うのです。今回は、福生に店舗を持つ「スタン」のものでした。「スタン」は、DCF(キューベンファイバー)やコーデュラ®リップストップナイロンなど、軽量で強度にすぐれた生地を使用したオリジナルアイテムを多数リリースしています。この手の生地を使ったアイテムって、ULのコアな印象だったり、男っぽいアイテムだったりすることが多いのですが、色味のチョイスなどで雑貨屋のようなキャッチーな見え方になっているのがとてもいいのです。このバッグはツヌーガ®リップを使用した、日常使いしやすいサイズ感。ノートPCが入るくらいで、軽くて、小さくもなります。いい意味で旅の途中で買ったみたいな、気軽な雰囲気が最高ですね。
各¥9,900

スタン
stanstore.official.ec
instagram:@stan.store.tokyo

KAPTAIN SUNSHINE × BODHI

キャプテン サンシャイン × ボーディのニット

極上の日常着。

ここ数年、気づいたら秋冬はスエットばかり着ていました。でも、そろそろニットが着たい。そんな気分なのです。微妙な変化が欲しいときや、日常的に着る服を探すとき、〈キャプテン サンシャイン〉はとりあえずチェックしてしまいます。同じアイテムでも素材にこだわった品のある服が見つかり、くだけたスタイルに合わせても、品があるように見える気がするのです。これは〈ボーディ〉とコラボしたニット。ホワイトカシミアをポロシャツとスエットシャツのデザインに落とし込み、〈キャプテン サンシャイン〉らしいリラックスフィットで編み上げています。両Vガゼットなどコアなディテールも盛り込みながらも、あくまでふんわりとした素材を活かすように。素材のよさをいつもの普段着感覚でという、究極な贅沢だと思います。
左:¥99,000、右:¥77,000

キャプテン サンシャイン
kaptainsunshine.com

HEGE

ヘゲの鍋

キッチンからそのまま食卓へ。

できるだけ家で料理するようにしています。中華鍋や鉄のフライパン、加工のフライパン、土鍋に大鍋、行平鍋…と各種いろいろと揃えていることもあり、そろそろスペースも限界…。でも、直火可能なテーブルウェアとして展開している〈ヘゲ〉の鍋を見たときに、思わずほしいと思ってしまいました。アルミをへら絞りで成形しているこの鍋は、ブラスト加工で質感よくつくられ、そのまま器としてテーブルに出せるデザインのよさが魅力です。シルバーとブラックという2色展開なのも、そこらへんを考えられているのでしょう。そして、アルマイト加工やアルミらしい熱伝導率のよさで、使い勝手も優れています。あと、なんといっても軽い。鍋といえば重いことが正義みたいなところもありますが、長時間煮込む料理はあまりつくらないし、日々使う分には軽いほうが絶対いい。約2合分の炊飯ができるこぶりなサイズ感は、これからの寒い季節につい使ってしまいそうです。
各¥16,170

ヘゲ
03-5829-3877
www.hege.jp

UGG®

アグのシューズ

意外性が好き。

このブランドにこんなデザインもあったの? 展示会やプレビューでお邪魔すると、そんな発見があります。それがいいときもあれば、そうでないときもあり、なかなか難しところではあるのですが、この〈アグ〉は前者でした。「キャップトレイル」と名づけられたこのシリーズは、グリップ力のある厚底ソールを採用するのが〈アグ〉らしい。少しカチッとした履き心地で安定感があり、防水性のあるスエードアッパーとシームシールド構造を採用しているので雨の日もいける。トグルのシューレースで着脱がラクなのもありますが、便利でつい履いてしまう1足となりました。懐かしい感じの色使いも含め、なかなかないバランス感がクセになります。
上:¥27,500、下:¥25,300

アグ
www.ugg.com

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