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ザ・ノース・フェイス パープルレーベルが打ち出す、次世代のマウンテンコート。
For The Future Vol.2

ザ・ノース・フェイス パープルレーベルが打ち出す、次世代のマウンテンコート。

うっとりする肌触りのカシミヤも、キメ細かく柔らかい牛革も、貴重な天然素材であることに間違いはない。でも、時代は確実に変化しています。現代のファッションにおいて、環境をおざなりにすることはできません。そんなジレンマに「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル」がひとつの解を示しました。素材の革命とまで言われる「ブリュード・プロテイン™ファイバー」を採用した新しいマウンテンコートは、エレガントで機能的、しかも地球に限りなく優しい。美意識と環境への配慮の両立って、こういうことかも。

  • Photo_Ryohei Ambo
  • Styling_Kazuro Sanbon
  • Hair_Tenju
  • Make_Suzuki
  • Illustration_Hisayuki Hiranuma
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Soma Takeda

ブリュード・プロテイン™ファイバーはなにがすごいの?

最初のDNAのデザインや加工方法次第で、「ブリュード・プロテイン™ファイバー」はコットンやウールのような肌触りにもなることもあれば、レザー調、ファー調の素材になったり、その形を自由自在に変えます。それも、植物由来の原料から。

Spiber Inc.

服に使われる素材はたくさんあるけど、それらはつくるのがとにかく大変。コットンであれば、綿花を育てるための膨大な土地、ウールをつくるためには、羊1匹に対して1日で約10キロの飼料が必要になります。飼料は基本的に草だけど、その草を育てるのにも綿花以上の牧草地が必要で、ときには伐採もしなくてはいけません。それに、動物のゲップが温暖化のひとつの原因になっていたりもします。

石油を主原料とする化学繊維(ポリエステルなど)に関しては、もっと深刻です。石油から糸をつくるときは、大量の燃料が必要だし、薬品もとにかくたくさん。工場からは排気ガスも出てしまいます。製品になったあとも問題で、自然には還ってくれない。燃やしたら燃やしたで、有害物質が出てきたり。

でも、「ブリュード・プロテイン™ファイバー」に必要となる主な資源は、身近な自然界に存在する微生物と栄養源となる植物。だから、カシミヤやウールと比べたときには、土地の使用面積、水の使用量、温室効果ガスを軽減できます。さらに、海水や土壌で分解されて自然に還る性質もあるから、石油由来の素材のようにマイクロプラスチックが排出されることもない。

このように「ブリュード・プロテイン™」はゲームチェンジャーになる可能性があるわけです。飛躍しすぎかもしれないけど、もしも、この素材がもっと普及すれば、広大な牧草地や綿花の畑は豊かな森に戻るかもしれないし、温暖化を食い止められるかもしれない。使い終わった服は、再び微生物に分解されることで次なる発酵の栄養源にもなってくれる。地球を汚さず、必要以上の資源を使わず、ただ循環していく。

そんな未来をつくるのが、「ブリュード・プロテイン™ファイバー」なのです。

INFORMATION

ナナミカ マウンテン

住所:東京都渋谷区猿楽町19-6 CUBE代官山
電話:03-6416-3012
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