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常重直也
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加藤誓也
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須藤結理
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竹田崇真
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柴山英樹
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安田天音

今年も無事、開花。
都内各所で桜の満開報告が。実は編集部の目の前にも1本の桜の木があるんです。この満開風景を見るのもこれで8度目。つまり社歴が8年目に突入したってことです。満開の桜並木を眺めるのもいいけれど、ぼくにとっての東京の桜は、この編集部前の1本の桜の木。どちらが先に枯れてしまうのか、日々の栄養補給を大切に、来年の開花に向けて今年も頑張っていく所存です。





COGNOMEN
コグノーメンのジャケット

ミックス!
ユーモア溢れるクリエーションでいつも楽しませてくれる〈コグノーメン〉。これもぱっと見で「なんじゃこりゃ」と思った今季のアイテムのひとつです。よーく見てみて。実はただのデニムジャケットではなく、パンツがドッキングしたようなデザインになっているんです。〈コグノーメン〉の根幹にあるものは「多文化共生」。そして今季のテーマは“Sense
of
unity(一体感)”。デザイナーがブラジル・リオデジャネイロを訪れた際に、現地で感じた人種のミックス感がヒントになって生まれたテーマ、そしてそれを象徴するアイテムがこれ、というわけです。その一体化のインパクトに引っ張られてしまいがちですが、波模様の柄も特徴のひとつ。経糸のインディゴ部分をレーザーで焼くことで柄を表現したんですって。やっぱりユニークで魅力的なブランドだなぁ。
¥79,200
コグノーメン
Instagram:@cognomen_official


SAMUEL ZELIG
サミュエル ゼリグのパンツ


履き込んでこそ。
メモリアルパンツが好きなので、こういう雰囲気のアイテムにはついつい手が伸びてしまいます。この〈サミュエル
ゼリグ〉の1本はいわゆるメモリアルパンツとは異なり、ブランドの代名詞のひとつである刺繍ですべてのイラストを表現。デザインには『グランド・ブダペスト・ホテル』『シャイニング』『アイズ ワイド
シャット』などの映画の要素が取り入れられていて、よーく見ると分かるひとには分かるイラストの刺繍が施されています。あとは、色がとにかくいいですね。さすがはヴィンテージウェアに敬意を払う〈サミュエル
ゼリグ〉、履き込んで色落ちしたあとの姿もしっかりと想像されている気がします。夏場はこのパンツに無地Tとビーサンで決まりだね。
¥66,000
メイデンズショップ
shop.maiden.jp
Instagram:@maidens_shop

HUMMEL 00
ヒュンメルオーのシャツジャケット

ちょうどいいやつ。
昼間は汗ばみ、陽が沈むと少しひんやり。上着がないと不安だけれど、かさばるものは持ち歩きたくない。そんなわけでこの時期に活躍してくれるのはシャツジャケット一択でしょう。異論は認めますが。こちらは100年以上の歴史を持つスポーツブランド〈ヒュンメル〉が2023年に満を持してローンチしたファッションライン〈ヒュンメルオー〉。先日、〈ベイシックス〉の森川マサノリさんがクリエイティブディレクターに就任したことでも話題になりました。この時期のアウターは着脱のしやすさ、そして持ち運びやすさが鍵。このアイテムは、シワがつきにくい軽いタフタ素材が採用されているから、困ったらカバンに突っ込んでおけばOK。春先のアウターとして重宝すること間違いなしです。しかもリバーシブル仕様だから、総柄に飽きたとしても大丈夫!
¥60,500
ヒュンメルオー
Instagram:@hummel00_official


CHROME
クロームのグローサリートート


万能系。
本当のことを言えば、毎日のコーディネートの数だけバッグが欲しい。まあそんなことは現実的に難しいから、汎用性の高いいろんなスタイルにもハマるバッグを我々は選ぶわけなのですが。そこで紹介したいのがこれ。〈クローム〉といえば自転車乗りのためのメッセンジャーバッグのイメージが強いかもしれませんが、その“らしさ”はそのままに、実はこんなタイプも展開しているんです。このどこかミリタリーの香りがする雰囲気がとにかくグッド。ブラックとセージの2色展開なんですが、ぼくは表面のムラ感がより強調されるセージの方が好みです。収納力はさすが(クローム〉といったところ。外側には3つのポケット、内側は大小さまざまなサイズのポケットを用途に応じて使用可能。PCや周辺機器だって楽勝かつごちゃごちゃになることなく持ち運べます。収納可能なショルダーストラップ付きってのもうれしいポイントです。
¥16,500

ようやく全快。
去年の冬にフットサルで怪我をしてから約半年。ようやく痛みもなくなり、復帰することができました。そんなに激しく動いてないのに、走って、止まったら、ブチっと。身体の衰えを感じる、悲しい瞬間でした。とはいえ、まだまだいけると自分を奮い立たせて、これからも一生懸命ボールを追っかていこうと思います。お誘いをお待ちしています!








EVISU
エヴィスのスカジャン




日本らしさ全開。
まずご紹介したいのは、1991年に大阪で創立されたライフスタイルブランド〈エヴィス〉が作ったこちらのスカジャン。両A面のリバーシブル仕様で、片方には虎と龍、もう片方には富士山が刺繍で表現された“日本らしさ”の溢れるデザインが特徴です。カラーもネイビーとブラックがそれぞれ採用されていて、その日の気分やコーディネートによって使い分けられるのも◎。自分も学生のときにカモメロゴのデニムを穿いていましたが、現在〈エヴィス〉ではさまざまなデザインのアイテムがリリースされているようです。日本国内では銀座、代官山、表参道、心斎橋、りんくうに直営店があるので、お近くの方はぜひとも店頭に足を運んでみてください。
¥63,250
EVISU
evisu.jp

Hanes
ヘインズのTシャツ

無地Tシャツの新定番。
急に気温も上がって、急いで衣替えをした方も多いのでは。日によってはTシャツ一枚で出かけられるほど暖かいから、〈ヘインズ〉が手がける“最高のTシャツ”はチェックしておくのが吉です。なにが最高なのかというと、一番はやっぱり着心地。ふっくらとした柔らかいコットン素材をタグレス仕様で仕上げているので、長時間着ていても本当に快適です。インナー使いにも最適で、小柄な方、がっちりした方でも難なく着用できるよう豊富にサイズが展開されているのもうれしいポイントです。サイズチャートなどの気になる詳細は、以下のオフィシャルサイトからご確認を。
左から「KURO」¥3,300(XXLのみ ¥3,630)、「SHIRO」¥2,970(XXLのみ ¥3,330)
HANES brands Japan
0120-456-042
www.hanes.jp

Timberland
ティンバーランドの6インチブーツ

プレミアムな一足。
ファッション好きなら誰もが一度は通ったであろう、〈ティンバーランド〉のフットウェア。イエローブーツにスリーアイ、フィールドブーツにユーロハイカー、ほかにも名品がたくさんあります。そんななか、レザーでレースアップされたプレミアモデルが仲間入り。ベースはイエローブーツと同じく6インチブーツですが、従来の無骨な印象から一変、高級感のあるデザインへと再構築されているのです。履き口にはレザーパッドが、アウトソールには優れた耐久性を誇るラバーラグがそれぞれ採用されているので、もちろん履き心地も申し分無し。足元をエレガントに彩る一足、これは要チェックです。
¥49,500
ティンバーランド/VF ジャパン
0120-953-844
www.timberland.co.jp

STANDARD SUPPLY
スタンダードサプライのウォレット

いまが財布の買い替え時。
新生活に向けて、くたびれた財布を新調したいところ。〈スタンダードサプライ〉の革小物シリーズ「パル」からリリースされているウォレットは、イタリア製のナッパレザーがもたらす肌馴染みのいいソフトな質感と色鮮やかなカラーバリエーションが最大の魅力です。長財布の方はお札や小銭、カード類が収納できるメインスペースに加えて、背面にはICカードなどを収納できるポケットも。いずれも薄マチなのでバッグやポケットにいれてもかさばることなく、快適に使用することができます。大小2通りのサイズが展開されているのですが、これがどちらも捨て難い。大きい方はiPhoneがすっぽり入ってしまうほどの容量で使いやすそうだし、小さい方は手のひらサイズだからキャッシュレス化がどんどん進む現代にはもってこいだし。こればっかりは好みだと思うので、ぜひとも店頭で実物を手に取り、ゆっくりと吟味してみましょう。
上から ¥20,900、¥25,300
STANDARD SUPPLY 二子玉川
03-5797-9311
egw-store.com/c/standardsupply

春です。
最近、道の駅で買ったあるものにハマっています。「丸虎食品」のししゃもきくらげ。ししゃもの子持ち昆布とかはよくあると思うんですが、きくらげというのがポイント。コリコリ歯応えがあって甘辛くてうまい。しかもシソがいい具合に効いてる。酒のあてにもいいし、ご飯にのっけてもいいし、うどんに絡めてもいい。オンラインで爆買いしてストックしてます。





BEAMS PLUS
ビームス プラスのマウンテンパーカ

グッとくるマウンパ。
服を売るために間口を広げる。そういったブランドもあって然るべきですが、個人的には専門性や変態性を帯びているブランドが好き。ブランドのファンに目掛けてつくって、それをファンが買う。そんな愛に溢れたファッションの循環がいいんです。「ビームス
プラス」はそれを体現しているブランド。今シーズンで気になったのは、目にも鮮やかなマウンテンパーカです。60〜70年代のアメリカンアウトドアブランドのそれをベースにしつつ、素材は現代的に。強度が強く適度な光沢とシワがあるから、いなたすぎない印象です。ハンドウォーマー付きのウエストポケットや、左右非対称のチェストポケット、脇下のガゼットなど、さらりとギミックを散りばめるあたりはさすが。雑に使うほどにかっこよくなりそうな一着です。グッとくるひとはグッときちゃってください。
¥50,600
ビームス プラス 原宿
03-3746-5851

CHACOLI
チャコリのボストンバッグ

誠実で静謐。
〈チャコリ〉は誠実なバッグブランド。使用者の用途に忠実に応え、“道具”
としてのバッグを日々追い求めています。余計な装飾や意図的なデザインを排したそれは、ミニマムながら十二分で、使用者の背筋が思わず伸びます。この大型のボストンバッグは、改めて見てみるとシンプルな要素でできた完璧な構造。すでに完成されているプロダクトなのですが、そこに〈チャコリ〉は生地で応えます。高密度の帆布を採用し、耐久性がありながら風合いよく仕上げました。ファスナーにはオリジナルのモデルと同様でTALON製を。どこをどう切り取っても抜かりのないバッグです。だいたいボストンはカーキやブラウンなど無骨なカラーリングが多いですが、ナチュラルともなると静謐な雰囲気。ボストンの概念をひょいと飛び越える、そんな斬新ささえ〈チャコリ〉は持ち合わせています。
¥45,100
ワグ インク
03-5791-1501

BODHI
ボーディのポロニットとクルーネックニット

シルクはいい、シルクがいい。
古着はモノとして惹かれることが多いのですが、いざ着はじめると我慢も少々。天候に耐えうるスペックを持っていなかったり、肌触りが終わっていたり。そうなると現代の技術力を総動員した服というのもやっぱりいいなと思います。そんなことを考えるきっかけになったのが〈ボーディ〉の新作。究極の日常着をコンセプトに、天然素材を使用したアイテムが多い同ブランドですが、こちらは贅沢にシルク100%でつくったニットです。18ゲージで繊細に編み上げているからしなやかなさわり心地でありつつ、肌にひっつかない快適さも。リブも適度に締まっているからシルエットもなだらかで美しい。あたりまえですが、服の着心地はよければよいほどいいですよね。ポロかクルーかは悩ましいですが、気分でどうぞ。
写真左から¥69,300、¥66,000
ボーディ
bodhi-cashmere.com

REPRODUCTION OF FOUND FOR ÉDIFICE
エディフィス別注リプロダクション オブ ファウンドのジャーマントレーナー

ブラウンジャーマンはお好き?
フイナムでこんなにもスニーカーを多く紹介しているというのに、わたしは実質1足しか持っていません。それが〈リプロダクション オブ ファウンド〉のジャーマントレーナー、白。主役顔してるスニーカーや分厚いソール、アクティブ向きなスニーカーがそこまで好みでなく、いろいろなわがままを解決した結果たどり着いたのがリプロでした。そんなリプロの「エディフィス」別注がリリースされます。コートシューズをイメージしながら、凹凸のある薄底のソールをチョイス。こっくりしたブラウンスエードのおかげで都会顔でスポーティ、そんな雰囲気です。個人的には家にあるすべてのデニムを合わせたい! きっと濃いのも浅いのも似合うはず。インラインもいいけど別注も捨てがたいですね。
¥28,600
エディフィス新宿
03-5366-5481

平成を抱いた男。
最近、キムタク主演のドラマを見漁っています。『グッドラック』『ラブジェネ』『華麗なる一族』『ヒーロー』など。二度目でもやっぱり面白いし、平成の空気を感じて懐かしさに浸れるのもまたよくて。それにしても、キムタクはどの作品に出ていてもキムタクなのがすごいですよね。





nanamica
ナナミカのコート

爪を隠したカーコート。
引越して家と会社の距離が近くなったので、自転車に乗る機会が増えました。だから、この〈ナナミカ〉のカーコートのような、膝にかからない丈のアウターがいまのライフスタイルにはハマります。かつてオープンカーに乗る際、寒さや汚れを凌ぐための上物として生まれたカーコート。その特性上、もともとはレザーやウールを使うことが多かったようですが、そんなアイテムを〈ナナミカ〉が現代仕様にアップデートしました。素材に採用された2層のePE GORE-TEXは、防水透湿性を備えながら、肌触りはしなやか。スペックを声高に主張するのではなく、ベーシックなのに機能的というところに心を掴まれました。しかも、その機能がいまの街着にちょうどいい。能ある鷹は爪を隠すってこういうことですね。
各¥79,200
ナナミカ 代官山
03-5728-6550
Instagram:@nanamica_daikanyama

NICK GEAR
ニックギアのブルゾン

一筋縄ではいかないベーシック。
この時期のアウターとしてよく着るのがスイングトップ。ライトアウターだけどネックが高くて、冷え込んだ夜も寒さを凌げるから。そんなスイングトップ型のブルゾンをベースにしながら、独自のアレンジを加えたのが〈ニックギア〉。胸下までのセンタージップにはじまり、ドローコードが備えられたネック部分、さりげなくフリルになっている袖口など、各所にブランドの個性が散りばめられています。そして、そのどれもが意外性のあるディテールなのに、さりげなくあしらわれているから、アイテム自体はベーシックな印象。首元からシャツの襟を覗かせたり、カフスのレイヤードを楽しんだり、春のファッションが楽しくなりそうな1着です。
¥36,300
ニックギア
vegastore.official.ec
Instagram:@nickgear.jp

BLINK
ブリンクのシャツ

漢は開襟。
この夏は開襟シャツを着たいと思っています。白のタンクトップをインナーに、胸元をざっくり開けて。90年代の北野映画に見られるような危うさのある着こなしが、漢って感じがしてかっこいいなと。そんな理由で、〈ブリンク〉の開襟シャツを手に取りました。サックスブルーのオックスフォード生地を使った1着は、シェルボタンのサイズが大きかったり、裾にポケットをあしらっていたり、シャツなのにジャケット見えするバランス感覚が面白い。ちなみに、アイテム名は“パジャマシャツ”なんですが、たしかに決めすぎない抜け感もあって、胸元を空ける着方とも相性よし。昭和のかっこいい漢のようにはなかなかいかないけど、まずはこのシャツから粋な大人を目指したいと思います。
¥25,960
インパート
in-part.net

FOOT INDUSTRY
フットインダストリーのシューズ

やっぱりスエードがいい。
スエードのスニーカーはアッパーの毛羽立ちや汚れが味になるし、とにかく細かいことを気にせず履けるから大好物です。いつもは〈プーマ〉の「SUEDE」を愛用しているんですが、もう少し匿名的なものが欲しくなって、見つけたのが〈フットインダストリー〉のこちら。定番の「GAT BALLET」のソールを薄くしたモデルのようで、甲が低いスリムなシルエットにやられました。アッパーは厳選されたスエードを基調にしながら、ポイントでレザーを採用。ソールまでブラウンで統一することで、カジュアルさと品のよさを両立した仕上がりになっています。新品の状態ももちろん魅力的だけど、個人的には早く色褪せた姿が見たくなる、そんな1足です。
¥24,200
フットインダストリー
footindustry.com

最近のサウナ事情。
実はいま有給消化中で、3月はいろんなサウナに行きました。なかでも驚かされたのは、赤坂「サウナ東京」と池袋「かるまる」。詳しくは省きますが、サウナ愛に溢れたサウナーがつくっているんだなと、短い滞在時間で感じられるほどのクオリティ。と言いつつ、マイベストサウナはやはり「ととけん」です!





FreshService
フレッシュサービスのベスト

やっぱりフレッシュ。
もうすぐ4月。と言っても、夜になるとまだまだ寒い。ということでランニング用のベストを探していたとこと、〈フレッシュサービス〉でドストライクな一品を発見。ボディに用いられたのは、「PERTEX®
REISSUE」という、1979年の「PERTEX®」誕生当初に採用されていた製織から染色までの製法を踏襲し、復刻した生地。機能はすこぶる現代的で、「PERTEX®」といえばの防風性と撥水性は健在。しなやかさと耐久性を持ち合わせながら非常に軽く、フロントには大容量のポケットが備えられているため、グローブや小銭、家の鍵などさまざまな小物を収納できます。機能素材をモダンなシルエットに落とし込む〈フレッシュサービス〉。街でもアクティブシーンでも頼りになります。
¥35,200
フレッシュサービス ヘッドクオーターズ
03-5775-4755

ALUMO for Graphpaper
アルモ × グラフペーパーのシャツ

春先に着たいペールグリーン。
淡く柔らかさのあるペールグリーンに惹かれて購入したこちらのシャツ。生地を提供したのは、名だたるテーラーやメゾンからの信頼も厚いスイス発の老舗シャツファブリックメーカー「アルモ」です。世界で0.3パーセントしか到達しないとされる厳選されたコットンで織り上げ、スイスの澄んだ軟水で仕上げていくことで柔らかくもハリのある心地よいタッチを表現。そして〈グラフペーパー〉らしいボリュームのあるボックスシルエットを採用し、品のなかにラフさを感じられる佇まいに。〈グラフペーパー〉のシャツは何枚も持っていますが、毎シーズンのように買い足したくなるのは、普遍的な美しさがあるからこそ。そこにハイエンドな生地を組み合わせた一枚、長い付き合いになりそうです。
¥37,400
グラフペーパー 東京
03-6381-6171

THE NORTH FACE
ザ・ノース・フェイスのレインジャケット

信頼の証。
以前、とある取材で「ハーフドームロゴはアスリートたちとの会話・テストを重ね、最終的に製品化できた信頼の証」という話を伺いました。その背景を知ってから、アウトドアにおける命を守るための存在、ウェアに対してそんな想いで商品開発をしているつくり手たちの思いが感じられたような気がして、フィールドを問わず〈ザ・ノース・フェイス〉のプロダクトを着ることに喜びを感じるようになりました。ここでピックしたのは、2.5レイヤーの防水ジャケット。薄くしなやかなナイロン素材に、原料からリサイクルできる「WUROS」を組み合わせ、加水分解しにくい防水膜とシームテープを使用することで生地の耐久性を強化。定番の切り替えを採用したアイコニックなデザインですが、素材やディテールの違いに、〈ザ・ノース・フェイス〉のこだわりを感じます。
¥31,900
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560
www.goldwin.co.jp/tnf

ASICS WALKING
アシックスウォーキングのスニーカー

あなどれないウォーキングライン。
街中で見かける〈アシックス〉のスニーカーの大半は、「アシックス
スポーツスタイル」というラインから展開されているもの。僕自身、普段履きできる〈アシックス〉=「アシックス
スポーツスタイル」という認識だったのですが、「アシックスウォーキング」のラインナップを見て、そのイメージがアップデートされました。その名の通り、スポーツシューズのテクノロジーを応用して、歩きやすさと履き心地を追求するこのライン。こちらは「ゲルライドウォーク
GTX」というモデルで、お馴染みの衝撃緩衝機能「GEL」を用いながら、安定性を高める「ガイダンスライン」構造やエネルギーの消費を抑える「エナジーセービンク」といったウォーキングならではのテクノロジーを採用。「GORE-TEX」も搭載されているので、どんな気候でも快適に歩きたい、という方にはうってつけの一足です。レトロランニングではない〈アシックス〉、新しい選択肢が増えました。
¥22,000
アシックス商事 お客様相談室
0120-777-591
www.asics.com/jp

余暇の使い方。
ここ最近の休日は、飲むか走るか推すか。あとは美術館に行くとか、そんな感じ。特にランニングは、暖かくなったことがきっかけで本格的に火が付きました。どれもこれもひとりでできるのがいいんです。





Peak Performance
ピークパフォーマンスのシェルジャケット

春配色。
1月に初スキー、3月に初トレイルランニング、と新たなことに挑戦してみてます。今年はやったことないこと、たくさんやるぞ!
という気持ちで。1月に行ったスキーで着用したのは、〈ピークパフォーマンス〉のスキーウェア。世界レベルのモーグルスキーヤーがつくったブランドですが、プロスキーヤーのなかでも憧れのブランドだそう。わたしは初心者なので、性能については色々使ってみないとリアルな感想がいえないのが正直なところですが、取り分けこのブランドを推す理由は、圧倒的にデザイン性が高いから。とにかく配色のバランスや、手に取りたくなるような見せ方がうまいんです。このウェアきっかけでスキーを始める方がいてもおかしくないな、と思うほど。〈ピークパフォーマンス〉には、トレイル、ハイキング、ゴルフのラインも揃っているので、スキーがシーズンオフとなる春夏に着たいのがこちらのシェルジャケット。山登りやサイクリングの際、小さく畳んでザックに収納できる超軽量タイプのアイテムです。3月にトレランをやってみて、持ち運びやすさがいかに重要か、改めて体感することができました。これ着ていろんな山に登りたいな。
¥39,600
ピークパフォーマンス
peakperformance.jp

ARC’TERYX
アークテリクスのバックパック

丸くて強い。
なんとなく春は新しいバッグが欲しくなる。しかも、先述の通り外遊びを始めると自然とアウトドア由来のブランドが気になります。とはいえ〈アークテリクス〉のアイテムは、スタイリッシュなイメージが強く、なんとなく初心者の自分にはまだ早い気がしていたのですが。少し覗いてみると、普段使いしても違和感のなさそうなアイテムを発見しました!
荷物がさっと取り出せるトップポケットやパソコンスリーブも付いていて働くひとにとってありがたいデザイン。コンパートメントが表に見えないソリッドなデザインもまたいい。しかも、アルパイン環境でも定評のあるナイロン素材が使われているから、雨が降る日に、傘からバックパックがすこーしはみ出て濡れてしまうあの些細なストレスも回避できます。シェイプは丸っこくて愛嬌抜群だから、自分のワードローブともすぐに仲良くなれるはず。本年度は、いつもと違う新鮮なアイテムとともに迎えたいと思います。
¥34,100
アークテリクス
arcteryx.jp

CONVERSE
コンバースのオールスター LGCY

待ってました、新定番。
一番好きなシューズブランドを聞かれたら、迷わず〈コンバース〉と答えます。思い返せば〈コンバース〉だけは、幼いときからずっと自分の靴箱にあったなと。とはいえエモいエピソードトークはないんですが、昔から履いていたってのもあって特別な安心感があるのです。やっぱこれだな、としっくりくる感覚。〈リーバイス〉の「501」にハイカットの「オールスター」を合わせるクラシックスタイルが好みなのですが、そんなマイ定番スニーカー「オールスター」から新たなモデルが誕生したとなるとこれは見逃せません。「オールスター
LGCY」と名付けられた新作の特徴を挙げると、通称“一ツ星”と称されるヒールラベルや、青枠に黒文字のインソールロゴ、コットンのシューレース、光沢の強いハトメ、重厚感のあるアウトソールなど。いまや超希少な70年代の「オールスター」のディテールを踏襲しつつ、現代の感性とニーズに応えたモデルなんです。履いてみると分かる通り、インソールのクッション性がだいぶ向上されていて、少し歩いて足が痛くなるなんてこともありません。〈コンバース〉は色違いで集めるのも楽しいから、ついつい増えがち。「オールスター LGCY」に関しては、全4色欲しいくらいですね。
¥13,200

coupronde
クープロンドのスエットパンツ

くたびれてもかっこいい。
上質なスエットって贅沢です。そもそもリラックスしたいときに着るウェアだと思っていたんですが、こうもシルエットが整っていると完全におしゃれ着行き。〈クープロンド〉は、“ヨーロッパブランドの上質で光沢のある素材をアメリカブランドのようにオーバーサイズで着たい”という想いから、服づくりを行なっています。このスエットも、希少な超長綿であるスピンコットンを贅沢に使用されているので、最初は厚みがあってやや硬く感じますが着れば着るほどになじんでいきます。さらなる決め手はというと、シルエット。個人的に、これくらい丸みがあってリブがキュッとしている方が可愛いと思うし、細過ぎず太過ぎないってのもかなり気に入ってます。そのほか、パーカもTシャツもあるのでチェックしてみて!
¥27,500
クープロンド
Instagram:@coupronde