CASE.1 蔵前 老舗と新鋭がブレンドされた、蔵前。

PROFILE
2017年に地元福岡で結成した4人組バンド「yonawo」でボーカルを務め、2023年に脱退し現在はシンガーソングライターとして活動中。3月7日にメジャー1st EP『ひとりぼっち』をリリース。6月から全国16ヶ所を巡る、初の弾き語りツアー「ひとりぼっちツアー」がスタートする。 Instagram:@araaraaratani
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映像作品の監督から撮影、編集をも手がけ、フォトグラファーとしても活躍。メジャーアーティストのMVやブランドのPVなど、幅広い作品に携わる。ドキュメンタリー映画『Our Beautiful Playground』を2022年に開催された「逗子海岸映画祭」にて公開。 Instagram:@kai_vibes251
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カフェレストランを経営し、六本木「Common」、仙台「Echoes」、静岡「PART COFFEE ROASTER」の3店舗を手がける。“景色をひらく”をフィロソフィーに、食や音楽やアート、イベントやホテルをコンテンツとして、ひと・文化・価値観が交わる場所を創出する。 Instagram:@gakuho_sato
ー3人で遊ぶとき、どこらへんに集まるんですか?
佐藤: 渋谷方面がほとんど。遊ぶって言っても、結局は飲みに行くことが多いです。
多田: この前は下北で遊んだよね。友達のライブに行って、その流れで飲みに行って。
荒谷: でも、2人ともこっちのほうに住んでいるから、ここらへんで飲みたいんだよね。
佐藤: いいお店、めちゃくちゃたくさんあるよ。昔ながらの下町らしい雰囲気の居酒屋とか。
多田: そうだね。料理の一品一品に愛を感じるようなお店がたくさんあるから、こっちで飲みたいね。
荒谷: そういうお店に憧れるなあ。東京の下町って、地元の福岡と雰囲気が似ていて、懐かしさがあるんですよ。



ー荒谷さんは蔵前によく来るんですか?
荒谷: たまに来てますよ。そこの角にあるカフェに来たこともあります。古き良きお店が多いけど、おしゃれなお店も多くて好きなんです。
ー佐藤さんと多田さんはこの周辺に住んでいるそうですが、蔵前を散歩することはありますか?
佐藤: 歩くのが好きで、上野まで歩くこともあります。ここらへんは、歩いて楽しい街なんですよ。道が碁盤の目のようになっているから歩きやすいし、通りが変わると街の表情も変わる。新旧のお店が混在していて、おもしろいんですよ。
多田: ぼくは写真を撮るのが好きだから、ここらへんもよく歩いているんですよ。渋谷も好きだけど、蔵前ってお店もひとも生活も、渋谷とは全然違うじゃないですか。歩いているだけで楽しいです。
荒谷: 街の色があるよね。古さと今っぽさが両方あって。

佐藤: 家までの帰り道を遠回りして、隅田川を歩くのが好きなんです。川って、運気みたいなものがいい気がして。川の流れが穏やかで、風が気持ちよくて、気分をリフレッシュできるんです。
多田: 歩くだけで気分がいいよね。隅田川から見る景色って、いつ見てもきれいだから来たくなっちゃいます。
ー確かに隅田川は気持ちいいですね。荒谷さんは楽曲を制作するのは自宅やスタジオが多いですか? 隅田川みたいに気持ちいい場所で歌詞を考えたりすることは?
荒谷: 基本的にスタジオが多いです。でも、音楽を聴きながら外を歩いて、歌詞を考えることもありますよ。風景が変わると刺激や発見があるから、ひらめくこともあって。室内でデスクに向かっていると、考えが凝り固まっちゃうんですよ。隅田川に来てみるのもいいかもしれませんね。