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​足元も、音も、もっと自由に。Texas 3000がThe Premium Old Skool™ 36と鳴らす、新しい音。
Vans meets Texas 3000

​足元も、音も、もっと自由に。
Texas 3000がThe Premium Old Skool™ 36と鳴らす、新しい音。

「Texas 3000」というバンドをご存知ですか? Jojo(Gt/Vo)、kirin(Ba)、崎山(Dr)の3人からなるそのバンドは、2023年に1stアルバム『tx3k』をリリース。オルタナティブロックを軸に、とにかく自由で、それでいて心にじんわりと響くサウンドで有名海外アーティストからも注目されるなど、今話題のバンドです。そんな彼らを、「ビリーズ(BILLY'S)」限定で販売される〈ヴァンズ(Vans)〉の「プレミアムオールドスクール 36(The Premium Old Skool 36)」のモデルに起用したビジュアルが公開。フイナムでは、Texas 3000結成の経緯から、〈ヴァンズ〉への思い出などについて話を聞きました。


  • Photo_Yoko Kusano
  • Styling_So Matsukawa
  • Hair&Make_Masaki Takahashi
  • Video Direction_Ryota Kuroki [Rhino inc.]
  • Cinematograph_Keishi Sawahira
  • Lighting Direction_Soh Syutetsu
  • Text_Sota Nagashima
  • Edit_Daiki Yamazaki, Yukino Tamotsu

スペシャルムービーはこちら!

BILLY’S LIMITED COLOR
The Premium Old Skool™
¥12,650

1977年にデビューし、〈ヴァンズ〉 史上 2番目に誕生したスケートシューズ、「STYLE 36」 。サイドストライプを採用した最初のモデルであり、 90年代初頭に オールドスクールと改名された。今回の「プレミアムオールドスクール 36」は、そんな発売当初のクラシカルなアーカイブデザインを再現しながら、インソールによって優れた履き心地を実現したVans Premiumシリーズから展開。ビリーズでは、少しくすんだような色合いが古着とも相性のいいパープルの限定カラーで製作されています。

PROFILE

Texas 3000

幡ヶ谷FORESTLIMITでのパーティ “K/A/T/O MASSACRE” にてJojo(Gt/Vo)と崎山(Dr)が出会い結成。2023年1stアルバム『tx3k』をリリースと同時にkirin(Ba)がメンバーとして加入、2025年に新しいEP『Weird Dreams』をリリース。シリアスなのかふざけているのかわからない、支離滅裂で無秩序を表現するかのようなサウンドとリリック。 ポップでありながら、 どこか掴みどころのないキャラクターと謎の虚無感が同居した佇まい。Texas 3000はそんな新世代の異形オルタナティブロックバンド。
X:@tx3ktx3k
Instagram:@tx3ktx3k

相思相愛が生む、唯一無二のロックサウンド。

―音楽好きたちから注目のバンドとして、今最も名前が挙がるアーティストのひとつと言っても過言ではないTexas 3000ですが、バンドの結成自体は少し前ですよね?

Jojo: 2019年だから、もう6年ぐらい経ちますね。まず僕と崎山が出会って、しばらくはスタジオで遊ぶだけでした。本格的に活動し出したのは2022年ぐらいで、そこからkirinがサポートで入るようになって、2023年に初めてリリースをしたという感じです。

―本格的に動き出そうとしたのは、kirinさんが加入したことが大きかったのでしょうか?

kirin: 自然とこのペースで動くようになったよね。建設的な話をした記憶はあまりないかも。

崎山: そもそもライブをやりたくて、Jojoとベースを入れた方がいいよねと話していたんです。それが揃ったので、じゃあライブをやるかと。

―あ、それまでライブも全然やってなかった?

Jojo: 何回かはやったことあるんですけど…。

kirin: Jojoがブチ切れたんだよね(笑)。

Jojo: そう、二人だけだと摩擦が生まれるんです。

崎山: 初ライブの日に、僕がめちゃくちゃ二日酔いかつ2時間ぐらい遅刻してきたから、Jojoがライブ中に俺を殺そうとしてた。その後もう解散だって。

Jojo: そのライブを誘ってくれたのがPAのひとだったんですけど、そのままそのひとに電話で解散しましたと言いました。でも、その3年後に渋谷のクアトロで、そのひとにPAをやってもらって400人の前でライブができました。

―実は解散の危機を乗り越えて、今のTexas 3000があったんですね(笑)。

崎山: そうですね(笑)。

Jojo: 2つ目のライブが自主企画で、好きなアーティストだけ呼んで破茶滅茶なパーティをしてました。そこにkirinも初めて参加して。それが楽しかったから、ファンもいないけど、自主企画のライブをたくさんやってました。

―そもそも3人はそれぞれどうやって出会ったのですか?

Jojo: 僕と崎山は幡ヶ谷のFORESTLIMITというライブハウスで出会いました。崎山がライブでドラムをぶっ壊しているのを見て、ナンパをして、一緒にスタジオに入ろうよと誘ったんです。そこからよく遊ぶようになりました。

崎山: Jojoもその時パーティーをすごい楽しんでいて、いいなぁと思ってました。なんか恥ずかしいですね(笑)

Jojo: kirinの第一印象も、まずベースがいいなというところからだったしね。

kirin: 嬉しい! Jojoのギターもいいよ。私が2人と会ったのは、別でやっていたバンドのメンバーが繋げてくれました。

崎山: 最初は、正式メンバーは嫌ですと言われてたけどね(笑)

kirin: 2人が本当に変人過ぎて、大丈夫かなって心配だったんです。サポートだったら、いざというときに嫌ですって、言えるかなと思って(笑)。1stアルバムをリリースした日に、正式メンバー加入を発表しました。