HOUYHNHNM

FEATURE|The Man Who is Working At The Place.

ファッションも趣味も
とにかくスマートな名古屋店スタッフ。

いろんな文化が混在する
名古屋の魅力的な観光スポット。

名古屋の中心地である栄にお店を構える「JOURNAL STANDARD 名古屋店」。栄は交通の便がよく、いろんな名所にアクセスしやすいのが魅力。ということで、薄田さんに名古屋の文化を楽しめる、3つのスポットを紹介してもらった。

名古屋の朝食文化を堪能するなら
由緒ある喫茶店「ボンボン」で!

旅で各地を廻るとき、悠々自適に街の魅力を探るなら、朝早くにその場所を訪れるのが鉄則だ。名古屋にはむかしから朝食文化が根付いているのは有名な話。名古屋に着いたらまず昭和の風情漂う喫茶店でモーニングセットをオーダーしたい。薄田さん曰く「モーニングを食べるなら『ボンボン』で!」とのこと。

「ここは昭和24年からお菓子の卸売り業と一緒に喫茶店『ボンボン』の営業をスタートさせたんです。名古屋の由緒ある喫茶店で、当時から受け継がれているこの昭和の佇まいがとにかくいいんですよね」

薄田さんが話すように店内にはレトロな空気が充満していて、まるで昭和にタイムスリップしたかのよう。地元のおじさんもたくさんいて、むかしながらの喫茶店の文化をしっかりと味わうことができる。

  • モーニング(飲み物、トースト、ゆで卵)¥320 ※平日のみAM10:00まで、アントースト ¥360

「おすすめはやっぱり「モーニング」と、名古屋の名物である「アントースト」ですね。どちらも昭和から使っているトースターで焼かれていて、外はサクサクでなかはふっくらしているんです。レトロな雰囲気のなかでトーストを味わっていると、なんだか粋な大人になった気分になれますよ」

ボンボン
愛知県名古屋市東区泉2-1-22
052-931-0442
8:00~22:00(日祝月 8:00~21:00)/ 無休
※営業終了の15分前にラストオーダー。
http://cake-bonbon.com/

活気ある商店街で食べ歩きをしながら散歩を!

中心地・栄から歩いて10分ほどの距離にある「大須新天地通り」は、コアな名古屋の商店街だ。生活雑貨を扱うお店から、古着屋や電気屋、そして飲食店など、個人経営のお店がたくさんあって、名古屋のローカリズムが感じられる。唐揚げやおまんじゅうなど、つまみ食いするのに丁度いい食べ物を売っているお店もあるので、食べ歩きしながらお店を物色してみよう。

「この商店街には色とりどりのお店があるので、ずっといても飽きないんですよ。ぼくもたまに買い物しにきます。どのお店も店内の至るところに商品が置かれていて、隅から隅までチェックしたくなる。古着屋もあるのでファッション好きなひとにもおすすめです!」

そう話しながら、唐揚げやまんじゅう、タピオカティーまで飲みながら商店街を案内してくれた薄田さん。料理が趣味ということもあって、八百屋や魚屋で立ち止まって、食材を吟味するシーンも。

「やっぱりここにいると気持ちがワクワクしますね。なんだか買い物したくなってしまう(笑)。粋な名古屋人がここで商売をしているので、ある意味ではいちばん名古屋を感じられるスポットかもしれませんね」

大須新天地通り
愛知県名古屋市中区大須3丁目

やっぱり名古屋に来たら、金のシャチホコでしょ!

「名古屋の観光スポットとして忘れちゃいけないのが、やっぱりココですよね」と言って、薄田さんが連れて行ってくれたのが、別名“金鯱城”の異名で知られる「名古屋城」だ。

敷地のなかは公園のように広々としていて、晴れた日にゆったりと散歩するのが気持ちいい。

「やっぱり名古屋に来たらココはマストで押さえるべきです。晴れた日に太陽の光を反射して煌びやかに輝く金のシャチホコの姿は、他のどのお城と比べても圧巻の一言ですよ」

大阪城、熊本城とともに日本の三名城とされる名古屋城。敷地内では“金鯱焼き”なるお菓子も売っていて、ベンチに座ってそれを食べながらお城を眺めることもできる。

「ここに来ると『名古屋に来たなぁ』という実感を得ることができると思います。写真でみる金のシャチホコも素敵ですけど、実物はもっとすごい。名古屋にきたら必ずココに来てください。きっと満足して帰れると思います!」

名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1-1
052-231-1700(名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所)
9:00~16:30(天守閣・本丸御殿は16:00までに入場)/ 12月29日~1月1日は休園
http://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/