number. 03 Jun Nakada

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01
Ten-C
テンシーのアノラックパーカ。
色気のあるワークウェア。 昨年都内の某ショップで初めて見た〈テンシー〉。面構えが半端ねぇ!!、これが第一印象でした。アウターしか作らない異質なブランドで、デザイナーはPaul Harvey。あの〈STONE ISLAND〉を世界的な認知へと押し上げた影の殊勲者です。なるほど納得。5年かけて日本で開発したオリジナル生地「高密度ナイロンベンタイルミリクロス」をイタリアに持ち帰って製品にするというこだわりよう。このアノラックは、その生地を使った同ブランドのデビュー作にして最高傑作。身頃はダウンライナー、フードはウールライナーで取り外し可能なので、夏以外なら難なく着られます。色、サイズ感、仕様、どれをとってもカッコイイ。イタリア経由の色気がプンプン匂う一着ですね。
¥165,000+TAX

お問い合わせ先:アイメックス 03-5291-7534

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02
Highland Park
ハイランドパークのスニーカー
ハーフマラソンに向けて。 アイテムを選ぶ基準はまず外見から、服、靴、生活雑貨に至るまで何でもそう。恋人もまた然り。そこから興味が湧いてきて色々とディテールを探るのがいつもルーティーンです。この〈ハイランドパーク〉のスニーカーもそれ。まず見た目。シャープなフォルムにホワイトソール、そしてマークとアッパーの異素材ながら同色で統一するあたり、めちゃくちゃイケてるなと。70年代のランニングシューズをソースにデザインしつつも、ちゃんとハイテクソールを搭載。新旧の要素を上手くツイストさせたニクい一足に仕上げています。しかも本格的なランニングにも対応ということで、街履きはもちろん、次に控えるハーフマラソン大会で履く一足にしようか悩んでます、はい。
各¥18,000+TAX

お問い合わせ先:Highland Park 0120-008-058

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03
STONE ISLAND
ストーンアイランドのブルゾン
納得のクオリティ。 学生のときまでは”なんでこのペラペラの服がこんなに高いの?”という、今となっては赤面してしまうほど浅はかな認知でしたが、今は知れば知るほどハマってしまう中毒性の高さが魅力だと感じる〈ストーンアイランド〉。で、まさに今回紹介しているブルゾンが、形や素材の質感が当時見たそれとほぼ同じなのです。絶妙なシワ感と玉虫色に光る「NYLON METAL」というオリジナル素材の極薄ナイロン地のブルゾン。タテヨコそれぞれ異なる色の糸を使い、さらに製品染めすることで生まれる独特の光沢感に加えて、撥水性もあるハイテクプロダクト。先に紹介している〈Ten-C〉のデザイナーPaul Harveyが過去に手掛けていたブランドだけあり、問答無用で納得。出来ればカラバリで大人買いしたいところです。
各¥74,000+TAX

お問い合わせ先:TOYODA TRADING PRESS ROOM 03-5350-5567

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04
GREGORY
グレゴリーのバックパック
都会でも、自然でも。 “トートバッグの方が大人っぽくない?”という非常に自分勝手な先入観からか、かれこれ5年以上バックパックを背負っていません。確かに手持ちのラインナップを見ると、トート2つにショルダー2つでした。それが今年に入ってから急にバッグパック欲が再燃。以来、絶賛リサーチ中なのですが、なかでも最有力候補なのが〈グレゴリー〉のコレです。20年ぶりにリニューアルしたロゴを纏った「COMPASS」というシリーズで、全然蒸れない通気性の高さ、ノートPC専用のコンパートメント、そして内部の仕切りに至るまで、仕事目線で見ても使い勝手は申し分なし。アウトドアブランドが考える都市型プロダクト、やっぱド級です。
各¥14,000+TAX

お問い合わせ先:グレゴリー/サムソナイト・ジャパン 0800-12-36910