number. 05 Shinri Kobayashi

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01
パタゴニア
パタゴニアのプルオーバージャケット
源流であるブランドの一着 思い返せば、90年代のアーバンアウトドア(当時そんな言葉はありませんでしたが)ブームの火付け役だった、〈パタゴニア〉。「ダスパーカ」を筆頭に、アウトドアアイテムを街着として使うというその才色兼備なスタイリングには魅了されました。さて、こちらのアイテムですが、少し肌寒い春先にはアウターとして、また、カラーアクセントとしてインナーにもぴったりな優秀なやつです。驚きなのはその軽さ、87グラム!! ジッパーではなく、スナップボタンを使うことで軽量化を実現しているのですが、その分割り増しされた気がする、そのかわいさも好きです。
¥11,000+TAX

お問い合わせ先:パタゴニア 日本支社 カスタマー サービス 0800-888-7447

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02
TEÄTORA × GEARHOLIC
テアトラ×ギアホリックのパッカブルショーツ
“はける鞄”の収納力 携帯電話、サイフ、カギ以外にプラスアルファで、例えば本一冊でも持っていきたいときに、バッグは大事すぎる。そんなときには、このパンツが代わりを務めてくれます。両サイドのトートポケットは、iPadも丸めた雑誌もつっこめるサイズで、さらにそのポケット内は、間仕切りもあり、ファスナーポケットもありという優れもの。さらにさらに、腰裏にあるポケットに丸め込んでしまえば、新書ぐらいのサイズにまとめることもできます。そして、流行っているのは承知の上ですが、深いネイビーの色合いって、やっぱりいいものですね。
¥32,000+TAX

お問い合わせ先:ロスコ 03-6407-1048

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03
Champion × nanamica
チャンピオン × ナナミカのジャージー
きちんと着られるジャージー やるのも観るのも好きなサッカー中毒の自分ですが、ファッションアイテムとしてのスポーツの“格”で言えば、バスケに水をあけられていることは認めなければなりません。「ジョーダン」シリーズなどのバスケシューズやタンクトップがデイリーユースなアイテムとして当たり前になっても、サッカーは…(以下省略)。今思えば、どうかと思いますが、学生時代に憧れていたバスケジャージにこのアイテムが重なるように見えました。センタープリーツ、ポケットのレザー使いは上品の一言。神は細部に宿るとはこのことではないでしょうか。上品の目安の一つに、代官山蔦屋に着ていけるかというジャッジをするのですが、これはアリです。
パンツ ¥13,800+TAX
ジャケット ¥18,000+TAX

お問い合わせ先:nanamica 代官山 03-5728-6550

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04
Alchemy equipment
アルケミーエクイップメントの3Wayバッグ
方程式が導きだす魅惑の一品 このブランドの二人のデザイナーがそれぞれ〈Macpac〉と〈Tom Ford〉を出自に持つことから「Macpac+Tom Ford=アーバンアウトドア」という方程式には納得してもらえるかと。機能性は高く、ナイロンに特殊なコーティングを施した生地は、タフネスと防水性を兼ね備え、ジッパーの開閉も非常にスムーズ。しかし、何と言っても特筆すべきはその佇まいの美しさ。昆虫の体躯を思わせるような、そのフォルムに一目惚れでした。スーツケースのようにガバッと完全に開くことができ、ショルダー、キャリー、ダッフルバッグという3Wayバッグ仕様。私的には、置いて、立てかけて、背負ってよしな3Wayバッグかと。
¥33,000+TAX

お問い合わせ先:ジャーナル スタンダード レリューム 表参道店03-6438-0401