number. 05 Shinri Kobayashi

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01
and wander
アンド ワンダーのジャケット&ショーツ
今年は絶対に藍色なのです。 ちょっとした雨ぐらいならば、傘はささずに済ませたいという、根っからの面倒くさがりな自分ですが、濡れネズミになってしまうと、やはりテンションはガタ落ちなのです。〈アンドワンダー〉のこのジャケットは水に強いナイロン製で、これからの季節に重宝するのは間違いなく、特にぐっときたのはこの藍色。高機能といえば、やはりアウトドアアイテムに目がいってしまいがちですが、ブラックやネイビーといったソリッドなアーバンアウトドアなデザインでもなく、ビビッドな原色使いでもなく、絶妙な藍色というのが気分なわけです。ほどよくゆったりとしたこのショーツも、これからの季節には活躍してくれそう。このセンスのよさ、さじ加減は、ホームページで見られる見事なルックブックにも活かされています。ぜひチェックを。
ジャケット¥48,000+TAX
ショーツ¥30,000+TAX

お問い合わせ先:1LDK 03-3780-1645

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02
HAGLÖFS
ホグロフスのシューズ
地面を蹴りたくなるシューズ。 機能を極めたアイテムは、山などの極限の環境で使うことを想定して作られていて、中にはオーバースペックなアイテムもあるわけです。その点、トレイルラン用のアイテムというのは、ほどよいスペックがデイリーユースにはちょうどよい。〈アシックス〉と共同開発したこの〈ホグロフス〉のシューズは、片足185gという、もはや空気ですか? という軽さで、もみ殻を混成させたソールが濡れた状態でも高いグリップ力を実現するのです。北欧らしいソリッドなデザインもタウンユースにもってこいで、かかとのリフレクターがデザインのアクセントになっていたり、その機能とデザインが地続きになっているところもお見事! 足を通せば、ちょっと走りたくなる、そんな気持ちにさせてくれる久しぶりのシューズです。
¥16,000+TAX

お問い合わせ先:ホグロフスジャパン 0120-707-585

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03
FILSON
フィルソンのシャツ
機能ではなく、構造という解答。 〈フィルソン〉のような老舗ブランドが、定番だけではなく、ちゃんと機能をアップデートしたアイテムをリリースしてくれるのはなんだか感心してしまいます。このシャツは素材ではなく、構造として高い機能性を付加しているところがツボなんです。衿の大きさや全体のシルエットなどもほどよく現代的で、日本の高温多湿な気候にはもってこい。というのも、胸ポケットの上にはメッシュの通風ポケットがあり、暑苦しさをちょっとやわらげてくれるという仕組みになっています。派手なチェックなどではなく、落ち着いた配色も含めて、普段のワードローブにも加えやすいところも使い勝手がいいわけです。
¥13,000+TAX

お問い合わせ先:アウターリミッツ 03-5457-5637

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04
alk phenix
アルク フェニックスのパンツ
アイスみたいなパンツ!? 「都市における日常生活を楽しむためのアウトドア」を掲げる〈アルク フェニックス〉は「歩くための機能服」として、ベーシックなデザインとテクノロジーによる高機能を組み合わせたブランド。手がけるのは、〈テアトラ〉の上出大輔氏とアウトドアに強いスタイリスト、岡部文彦氏という盤石の布陣なのです。このパンツは、ドライタッチで速乾性のある素材を使うことで、少し歩けば汗ばむこれからの季節にはもってこいで、バックルも知っている人は納得の、脱着しやすい〈duraflex〉 のものを使用。形もテーパードとストレートの絶妙なミックスで、歩く姿もきれいに見せてくれそうな美シルエット。これからの暑くなる季節では、ちょっとした運動になる「歩く」という行為を少し助けてくれるのは、うれしいところ。いわば夏に食べると暑さを解消してはくれないけど、ちょっと気分転換になるアイスみたいな存在でしょうか。
¥24,000+TAX

お問い合わせ先:ジャーナル スタンダード 表参道 03-6418-7961