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誰も知らない佐世保の夜を捉えた、写真家・松尾修の最新作。

誰も知らない佐世保の夜を捉えた、写真家・松尾修の最新作。

 
写真家・松尾修が、故郷である佐世保に焦点を当てた「サセボプロジェクト」。2014年に発表された『坂道とクレーン』に続き、第2弾となる『誰かのアイドル』が発行されました。


長崎県佐世保市。九州の西端、山々と海に隠されるように存在し、また自衛隊と米海軍が駐留する軍港でもあり、過去には猟奇的な殺人事件が起こったことも。そんな謎多き街で彼が今回取り上げたのは、女と男が織り成す夜の風景。他に行くところがない隔離された立地ということと、漂流者のようにやってくる人種の違う男たちによって、佐世保の夜街は今でも発展し続けているという。


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主に日本人が通う山県町界隈と、米兵や寄港した外国人が集うセーラータウン。この2つの街で働く自由を愛する女たちと、そこに集う男たち。地元の人、異国から来た人。その写真一枚一枚から、同じ日本とは思えない異質なエネルギーや凄みが伝わってきます。


地元が好きか嫌いかではなく、自分を育ててくれた街と対峙すること。郷愁の念とも言うべき「サセボプロジェクト」の第2弾。ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。


Text_Jun Nakada

サセボプロジェクト2『誰かのアイドル』

著者:松尾修
装丁:ナカムラグラフ
発行:有限会社ストゥ
発売:6月2日(火)
定価:¥2,500+tax
サセボプロジェクトのウェブショップ、amazon、一部書店にて発売。

サセボプロジェクト
thesaseboproject.com

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