質実剛健かつ洗練されたアイテムを生み出す〈ミロック（Milok）〉のデザイナーである島田勝典氏がディレクションする、行商イベント「手しごとのアレとコレ Vol,002」が東京・神南のミロックフラッグシップショップで7/18 （土）〜8/31（月）で開催され、その後松本市、仙台市のお店へと巡ります。

それぞれのプロダクトの歴史や職人による技術を感じながら、工芸品や手しごとの味わい、品質の高さが楽しめるでしょう。ライフスタイル全盛の今ですが、主催者はポストライフスタイルを視野に入れたイベントとしても考えているとか。

「SHIMADANTIQUES」として1860〜70年代の欧州や米国のユーズド、デッドストックのアクセサリーが集められて、中からお気に入りを見つければ、希望のアクセサリーへとリメイクしてくれます。自分の嗜好が反映された１点ものを作れるというのは、まさに手しごとをテーマにしたイベントならでは。

1940〜90年代の米、英国製のユーズドシューズ、デッドストックを中心に約30足が用意されます。1万円台前半というリーズナブルなものから、貴重なデッドストックまで幅広い価格帯、ブランドが集まるとのこと。

アフリカで制作された大小サイズが豊富なヴィンテージのオールドキリム、オーガニックで柔らかな甘さが大人気のスコーン、メレンゲ、ラスク、そのほか犬用のツールなどが販売されます。

商品を買う場所としてだけではなく、店頭で作り手から直接説明を受けたり、その熱い想いに耳を傾けたり。その場での体験や記憶が単なる商品をまた別のものへと変えてくれるでしょう。コミュニケーションも含めたお買い物をぜひ楽しんでみてください。