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「食」を見つめ直すきっかけになるアート・エキシビジョンが開催。

「食」を見つめ直すきっかけになるアート・エキシビジョンが開催。


原宿のセレクトショップ「カンナビス(CANNABIS)」にて、アーティスト澁谷忠臣のアート・エキシビジョンが開催されることとなりました。その名も「Eat to live, not live to eat.」です。


「Eat to live,not live to eat」とは「生きるために食べよ、食べるために生きるな。=本末転倒するな」という意味。「人間が生きる為には、食べるという行為を欠くことはできません。現在、それが充分に足りていない人々がいる一方で、必要以上に食べ過ぎていたり、体に悪いと分かっていながら、安価な食べ物を売ったり買ったりしています。今回のエキシビジョンでは、食を通じて、私たちにとって本当に大切なものとは何か?を考えるきっかけになればと思っています。」と同氏は語ります。

「Hungry」と名付けられたハンバーガーのアートをはじめ、この個展の為に手掛けた食に関わるアートピースには見応えがありそう。ちなみにですが、アメリカの飽食と肥満のからくりを描いた映画「Fed Up」にてアメリカの飽食と肥満にまつわる社会問題が詳しく語られいて、これはけっこう絶望的な気分になるくらい大きな問題なので、当展示をきっかけに一人でも多くの人が目を向けてくれたらいいと思います。


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Hungry BOX ¥10,000+Tax


また、エキシビジョンの開催を記念してオリジナルハンバーガーボックス、「Hungry」Tシャツ、ブックレットのセットが販売され、売上の一部は寄付されるとのことです。単純にデザインとしておもしろいので、まずは気軽に見に行ってみましょう。考えるという行為はきっと後からでもついてきます。

Text_Taiyo Nagashima

澁谷忠臣/Tadaomi,Shibuya

1973年生まれ
多摩美術大学卒業
幅広いモチーフを「直線」や「面」で再構成し、独自のイメージを構築するアーティスト/イラストレーター。
オリジナリティ溢れるスタイルで数々の企業とのコラボレーション、クライアントワークを行っており、2008年にはGIVENCHYのエンブレムデザイン、BECK'S BEERの広告のビジュアル、2010年にはNIKE AIR JORDAN CP3.IVのビジュアルを手がけた。
hpgrp GALLERY TOKYOをはじめ、WeSC GALLERY (PARIS)、その他ロンドン、LA、ニューヨークなど世界各地で個展、グループ展多数。


お問い合わせ先
CANNABIS
住所:渋谷区神宮前 5-17-24 GBビル 2F
電話:03-5766-3014
時間:12:00〜20:00
www.CANNABIS

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