「絵本を描くのがぼくの暮らし」と語る絵本作家・五味太郎。これまでに出した絵本は、なんと350タイトル以上にものぼり、そのうち100タイトル余が、海外25カ国以上で翻訳出版されています。

その翻訳絵本の一部を集めた展示「海外出版の愉しみ」が、西麻布の「ギャラリー ル ベイン」にて開催中です。

さまざまな国の出版社によって、さまざまな言語に訳され、さまざまなタイポグラフィで印刷された絵本。添えられた文章を読めない分、絵に込められたプリミティブなメッセージもダイレクトに受け取れるのではないでしょうか。

ちなみに今回の展示には、選書家・編集者の幅允孝率いる「BACH」が企画協力として参加。原画も数点展示されるそうなので、絵本好きはもとより、グラフィック好きにもオススメしたいイベントです。