ゴアテックス以前の防水テキスタイルといえばオイルドクロスだったわけで、ご存知〈バブアー（Barbour）〉はその道を開拓してきた由緒正しきブランドです。1894年、「ジョン・バブアー」によりイングランド北東部のサウスシールズで創業し、北海の不順な天候の元で働く水夫や漁師、港湾労働者のために、オイルドクロスを提供したのがはじまり。こういったブランド・ストーリーからはまさしくヘビーデューティな魅力を感じずにいられません。

ここ東京ではかなりの人気を誇る〈バブアー〉。特に「ビデイル」に関しては街で見かけない日はない、というほどですが、こうなってくると差別化を図りたくなるのが人の常というもので、そんな方にこそ〈ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング〉のモアバリエーションがオススメなわけです。

着込むほどにオイルが抜け味わいを増してゆくのが〈バブアー〉特筆すべき魅力。今の時期から着倒して、冬に向けて体になじませておきましょう。機能性ウェアの元祖を侮るなかれ。オイルドクロスの防水性はもちろん、ポケットの配置や、体の動きを妨げないカッティングなど、日常着としての完成度はきっとあなたの想像を越えてきます。なんだかんだ、オーセンティックが正解だったりするものです。

10月16日（金）～10月25日（日）まで、「グリーンレーベル リラクシング」自由が丘店、丸の内店、品川店、渋谷マークシティ店にて開催。今年の本命アウター選びはお早めに。