2015年5月、フライング・ロータスが主宰するレーベル「Brainfeeder」から、突如リリースされた3枚組アルバム『ジ・エピック』。170分という前代未聞の収録時間かつ、総勢60名を超える音楽家が参加したそのアルバムは、デビュー作としては破格のスケールでした。

その主役はサックス奏者のカマシ・ワシントン（KAMASI WASHINGTON）。かつてスヌープ・ドッグのツアーバンドで演奏していたウェストコースト・ジャズシーンの最重要人物です。そんな彼が遂に初来日します！

怒涛のサックス・ブロウとスピリチュアルなサウンドで音楽シーンに衝撃を与えるカマシ・ワシントンが、自身のユニットで登場する今回。13歳からサックスを始め、ロナルド・ブルーナー、サンダーキャット（スティーブン・ブルーナー）、スヌープ・ドッグ、リオン・ウェア、チャカ・カーン、ケンドリック・ラマ―ら数多くのミュージシャンと共演。2014年にはハーヴィー・メイソンのバンドで来日したことも記憶に新しい、これからのウェストコースト・ジャズシーンを背負って立つアーティストです。

類まれなスケール感を持つ才人が、満を持して日本で繰り広げる"自身の音楽"。ジャズファンならずとも必聴でしょう。