ワコマリアの写真集プロジェクト第四弾は、小浪次郎が熱く儚く撮り下ろし!
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アーティストEd TSUWAKIが魅せる、全く新たな一面を目撃せよ、恵比寿にて。
アーティストEd TSUWAKIと聞いてあなたはどんな作風をイメージするでしょうか? 頭に浮かんだどのイメージともおそらくは違う世界観が、現在開催中の新作展で表現されています。
アクリルやメディウムを用いた、表情豊かなアブストラクトペインティング、その名も「QUAKENESS」。
以下は、ミュージシャンの細野晴臣氏のコメントです。
「作品」というこの世的な思惑をも脱ぎ捨て、
まるで地球の肌をそのまま切り取ったような、生命の原点に同化するような・・。
これはEd TSUWAKIという生命体に起こっている現象と言えるかもしれない。
(作品集『QUAKENESS』より一部抜粋)
そしてこちらは、YKG Galleryディレクターである菊竹寛氏によるコメント。
作品の支持体に、絵の具を注ぎ落とす。
海へ向かって石を投げ入れるように、絵の具を木の板に向けて流し込む。
水面の動きを見守るように、絵の具の流線を見守る。
思わぬ方向へ伸びる絵の具を眺めながら、もう一 度絵の具を注ぎ込む。
伸びゆく絵の具の流線の行く先に願いをかける。
願いはいつか、絵の具の行く先を超えたものたちに向かってかけられるだろう。
織り成される模様、色の階層。
そして、そこから読み取れるものたちへ向けて。
俯瞰してみると地図のようにも、海と大地の境界線のようにも見える。
絵の具は今にも作品から 溢れ流れ出て、また新たな流線を描き始めそうだ。
(作品集『QUAKENESS』より一部抜粋)
また、これらのコメントが収録された同名の作品集が刊行されます。会場で先行販売されていますので、そちらも合わせて是非ご覧ください。
キャリア30年近い大ベテランの、おおいなる変容からはきっとなにかしらポジティブな刺激を受けることができるでしょう。
Ed TSUWAKI / QUAKENESS
会期:11月10日(火)〜11月21日(土)
時間:12:00〜20:00 /月休 (※祝日の場合は通常営業)
会場:POST
住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3-1F
電話:03-3713-8670
Ed TSUWAKI [QUAKENESS]
アートディレクション・デザイン:田中義久
テキスト:細野晴臣、菊竹寛
写真:升谷玲子
サイズ:297mm x 185mm 48ページ 初版300部
発行:EDITION Inc.