木製のサングラスやバイオアセテートを使用したアイウェアなどを展開する〈ウェイティングフォーザサン（WAITING FOR THE SUN）〉。ド直球でコンセプチュアルなネーミングと、魅力的なクラフトが魅力で、日本国内においてもセレクトショップを中心に人気を博しています。そのショールーム兼ショップが、パリの「ウェイト（WAIT）」。アウトドアとエコロジーをコンセプトに、サーフやスケート、自転車など、様々なカルチャーを感じさせる世界観を提案しています。

そして、同店において見逃せないのが、オプティカルラインとは別に展開されているオリジナルブランド〈ウェイト（WAIT）〉。2015FWシーズンは、グリーンを基調として、カットソーはオーガニックコットン、オイルドジャケットには全てORGANIC BEE WAXを使用、全てフランスでつくっています。それ以外にも、イギリスの老舗ファブリック「ブリスベン・モス(brisbane moss)」や、イタリア製のウォータープルーフナイロン、戦時中〈Le minor〉が手がけていたフレンチネイビーのデッドストックモチーフ、ブルターニュ地方のトラディショナルフィッシャーマンコートなど、伝統的なフレンチカジュアル、ワーク、ミリタリー、フィッシャーマンの要素をアイテムに落とし込んでいます。

日本国内では、それぞれ「スティーブンアラントーキョー（STEVEN ALAN TOKYO）」と「SUPER A MARKET」などで展開中。各国の文化や生産背景、その生地や形がどんな文脈で生まれ、使用され、そして研ぎ澄まされてきたのか。〈ウェイト〉のアイテムからぜひ感じてみてください。