ミリタリーウェアとは、"目的遂行服"です。細かなディテールやデザインは取捨選択され、目的達成のための機能の集積として一着のウェアが成立します。そんなミリタリーウェアの総本家〈アルファ（ALPHA）〉から、N-3Bの進化形とも呼ぶべき一着がリリースされています。

N-3Bジャケットは、アメリカ空軍基地の中でもアラスカなどの極寒地(-10℃から-30℃)の地上作業用に作られたジャケットです｡極寒の屋外で手袋をしたままのスムーズな作業を可能にする大きめのハンドウォーマーや､取り外しがしやすい大きめのフロントボタン、吹雪の中で視野の確保がし易い様に作られたフードなど、実用に裏打ちされたディテールがそこかしこにちりばめられています｡フード内側についているボアは首や頭を寒さから守るのに効果覿面。一歩間違えたら命を落としかねない、という厳寒の環境下で圧倒的なパフォーマンスを誇ります。

「N-3B INCLEMENT TIGHT」と名付けられたこちらは、既存のN-3Bとは一線を画す、脱着式のフェイクレイヤード仕様が特徴。また、裏地のイエローと色を合わせたジップのディテールもアイコニックです。

研ぎ澄まされたディテールに込められた"目的"については、実際に着用し使い込む中でひとつひとつ確かめてみてください。すでに発売中です。ぜひご注目を。