有史以来、こんなにも人々が"写真"を撮っている時代はほかにないでしょう。いわずもがな携帯電話（多くはスマートフォン）の普及による現象です。それにしてもこれだけ普及してくると、デジタルカメラの役割も再定義する必要があるのではないでしょうか。つまりは携帯電話のカメラではできない何かがないと、モノとしては成立しないのではないかと。

今回ご紹介する〈カシオ計算機〉のデジカメ、「Outdoor Recorder(アウトドアレコーダー)EX-FR100」は替えのきかないスペシャルな機能を持っています。

まず、カメラ部と液晶画面付きのコントローラー部を分離できるというのが最大の特徴。これにより、 撮影するシーンを選ばず「構えてシャッターを押す」という操作から、ユーザーは劇的に解放されることになります。

レンズをカメラの上部につけてセルフィーを楽しむもよし、セパレートスタイルでリモートで撮影するもよし。気軽に、そして簡単にさまざまなアングルを変えて撮ることが可能です。

レンズは超広角の16mmなので、躍動感のあるシーンを切り取ることができます。また、アウトドアでの使用を想定した耐衝撃/耐低温/防水/防塵性能も万全。とにかく外遊びにはもってこいの一台なのです。

今月発売されたばかりのこのプロダクトの商品発表会が、先日東京都昭島の「モリパーク アウトドアヴィレッジ」で行われましたので、その模様をお届けいたします。

今回のイベントでは、使用シーンをイメージした場面設定がいくつも見られました。

キャンプに持って行くもよし。

ちょっとしたピクニックにも最適。

カヌーを漕ぎながら、自分の様子を撮ることもなんなくできてしまいます。

説明会には多数の関係者が詰めかけました。プロダクトへの注目度の高さが伺えるというものです。

屋外には巨大な壁面であり、ボルダリングを楽しむことも。

そう。ボルダリングの最中も、「Outdoor Recorder EX-FR100」ならば、簡単に撮影ができてしまうということです。

商品が展示されたブースでは試し撮りが可能だったので、多くの人が思い思いのスタイルでシャッターを切っていました。

ちなに、カラバリは全部で3色。

定番のブラックもいいですが、ホワイトとイエローも爽やかな感じで捨てがたいですね。

なお、昨今のデジカメは写真のシェア方法にも優れています。写真共有アプリ「Scene」(リプレックス株式会社開発・提供)との連携により、スマートフォ ンに送信された画像をさらにクラウドアルバムに自動共有できます。また、一日撮りためた写真や動画を、カメラが自動でダイジェストムービーにしてくれるそうで、もうなんだか未来感がありありです。

といったわけで、駆け足でご紹介してみました。スマホのカメラにはなく、一眼レフにもない、実にアクティブな機能を詰め込んだ「Outdoor Recorder EX-FR100」。今の季節なら雪山遊びなんかに持って行くと、とても楽しいのではないでしょうか。