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ベドウィンの2016年春夏は、ロサンゼルスの上流社会を描いたあの小説から。

ベドウィンの2016年春夏は、ロサンゼルスの上流社会を描いたあの小説から。


遅れてやってきた寒波をよそに、着々とデリバリーが始まっている2016年春夏。東京を代表するブランドのひとつ〈ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)〉(以下、ベドウィン)の新シーズンも幕を開けました。


今シーズンのテーマは「LESS THAN ZERO」。そう、ロサンゼルスを舞台に上流社会に属する若者たちを描いた、ブレット・イーストン・エリスの処女小説「LESS THAN ZERO(1985年)」がインスピレーションソースです。


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ロサンゼルスのスタイルというと何を浮かべるか? 緩いプレッピーで街をうろつくか、通りを今も占領して歩くバギーなチョロたち。ビーチではサーファーがサンダルで歩き、ラブレアをブランドで固めたアジアのツーリストが群れるような。少しワイド目なシルエットのシャツに、膝丈近くのショーツ。大振りなサングラスで表情を隠して車を流す。誰もが能天気なスタイルを思い浮かべたウェストコーストの明るいイメージを、退廃的なものへと変えたのが「LESS THAN ZERO」です。


昼間のサンセットを夜のダウンタウンを徘徊する地元アンジェリーノのキッズたちが着るのは、元は鮮やかだった色が陽の日差しでどこか褪せた仕立ての良いチノやデニム、すり減ってきたオックスフォードシャツ。MTV世代のバイブルと呼ばれた小説の登場人物そのままに、どこか大振りでクリーンなカリフォルニアスタイルに影を持たせた、そんな服を〈ベドウィン〉は提案しています。


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ビーチに似合う服でありながら、そのまま夜の遊び場でも着れる服。それは普段の着慣れたカリフォルニアのカレッジウェアや、スポーツウェアが色褪せ、微妙に捻れたものかもしれません。その昔、"Everything is Less Than Zero"と歌ったコステロと同じように、シンプルなものなら何でも同じ、何も大して変わらないという今、何が違いを生むのか。その答えを求めて完成した〈ベドウィン〉の2016年春夏。ぜひお近くの店頭でチェックしてみてください。


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BEDWIN & THE HEARTBREAKERS

電話:03-5784-7877
store.bedwintokyo.com

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