"大勢の中のひとりでしかない自分。 夢の中で夢だと気付くと目が覚めてしまう。写真を撮っていると気付くまえに写真を撮り、通り過ぎるときに目の端でチラッと捉えられた何かを撮りたいと思った" こう語ったのはフォトグラファー、森本洋輔。

2014年度写真新世紀優秀賞を獲得した彼による写真展「via STREET」が開催しています。写真家の高橋恭司氏が名付けた「via STREET」というタイトルからも感じるように、東京の日常的なストリートで瞬間的に切り取った、等身大でリアルな風景と人物の写真50点が展示されています。

ある意味、"写真"という表現に説明的なコトバは必要ないかもしれません。新宿のブルックリンパーラーで開催しているので、ドリンクやフードを楽しみながら写真が見れるのもいいですね。みなさんも森本洋輔が撮る写真を通してそれぞれが思う"東京"を感じてみてください。