ここ数年で、日本人のコーヒーに対する愛、そして理解度は確実に深まったのではないでしょうか。次々にオープンする新店はそれぞれのこだわりを持ち、消費者である我々にとっては嬉しい限りです。

今回ご紹介する「I Love You So Coffee」は、「エース ホテル（Ace Hotel）」の元アジア代表で、スペシャリティーコーヒーの父として有名なジョージ・ハウエル（George Howell）の下で働いていた経験もある、トレイ・ショアーズ（Trey Shores）と、「トマト（Tomato）」のサイモン・テイラー（Simon Taylor)によるコーヒーブランドです。

現在パルコミュージアムで行われている「トマト」結成25周年記念のイベントである"O" 開催とともに、4月3日（日）までの展覧会会期中、週末限定でキオスクタイプでオープンしている限定ショップです。

「トマト」のサイモンは、ショップのロゴデザインおよびブランディングで参加しています。また、「I Love You So Coffee」は各都市で、その都市のローカルコーヒーと独自のプログラムを作り上げることを是としています。

今回の東京では、アジアのトップロースターの一人である小島賢治氏によるロースト、 ケニア原産の特別な豆を使用した「Kick-ass Kenya」のコーヒーを提供し、その豆も限定販売します。

また日本橋の「マイティー ステップス コーヒー ストップ（Mighty Steps Coffee Stop）」のチームがコーヒーの入れ手として応援に入り、ユニフォームであるエプロンはグラフィックデザイナー・長嶋りかこ氏によるデザインで、着物をモチーフにしたそう。

様々なクリエイターが関わることで、コーヒーを超えた、文化的で豊かな交流が得られるスポットとなっております。

開催は、本日と来週の土日まで。お花見ついでに文化的なコーヒーを一杯、いかがですか？