三重野龍による初の作品集は512ページの超大作。中目黒のみどり荘ギャラリーでは発売を記念した作品展も開催されます。

固定観念にとらわれることなく、自由かつ柔軟な発想で数々の作品を生み出してきた三重野龍さん。文字にフォーカスしたグラフィックが特に印象的で、各方面に多くのファンを持つ注目のアーティストのひとりです。

三重野龍
1988年兵庫県生まれ。2011年京都精華大学グラフィックデザインコース卒業。大学卒業後、京都にてフリーのデザイナーとして活動開始。ギャラリー「VOU｜棒」をはじめ、多様な領域におけるグラフィックデザインを手掛ける。参加書籍は『作字百景』（グラフィック社、2019）、『作字作法』（グラフィック社、2021）など。

そんな三重野さんにとって初となる作品集『龘｜TOU』（TISSUE Inc.）が今春、満を持してリリース。このことを祝して、中目黒に位置する「MIDORI.so Gallery」では、作品展も開催されるとのことです。

三重野龍作品集『龘｜TOU』 ¥13,200

まず作品集の内容はと言うと、三重野さんのアイコニックな作品たちを“感触の設計”、“書体の脱構築”、“たゆたう静止画”、“五感 to 語感”、“意味の調律”という5つのテーマに分類。512ページに渡って多彩な作品が集約されているのですが、どれも気になるテーマばかりですね。

このことにちなみ、作品展でも三重野さんが手がけた過去のアーカイブを5つのセクションに分けて展示。これまでに制作されたポスターやフライヤー、ロゴなど豊富なバリエーションの中から厳選されたグラフィックたちが空間を彩るほか、作品集のロゴをモチーフとしたオリジナルTシャツの販売も実施予定となっています。

作品集および作品展、そしてアートを気軽に纏うことができるスペシャルなTシャツのさらなる詳細に関しては、以下のインフォメーションからチェックを。