ゴールドウインの期間限定書店「Nature Observation Bookstore」がオープン。自然科学や哲学、アート、スポーツなどをテーマにした、約800冊が並びます。

ファッション産業は、気候変動や生態系への影響、大量生産‧大量廃棄による資源の浪費など多くの社会課題と対峙しています。

「ゴールドウイン（Goldwin）」はそんな社会課題と真摯に向き合っていきたいと考え、2024年に「人を挑戦に導き、人と自然の可能性をひろげる」という企業パーパスを掲げました。

そのパーパスに基づき開催されるのが今回の「Nature Observation Bookstore」。自然と環境と人間と遊びの可能性を探る、12月9日（火）から14日（日）の6日間だけの書店となっています。

今回のイベントのために選書されたのは、自然科学や哲学・アート・スポーツなど、多様な視点を通じてひとと自然との関係を再考する約800冊の本。

それだけでも十分見応え抜群ですが、書籍を購入したひとにはさらに、「ゴールドウイン」のパーパスを書籍化したビジュアライズブック『A STUDY OF THE RHYTHMS OF NATURE』も贈呈されます。こちらは、「地球の運動」をテーマに、私たちが生きる世界の複雑性と全体性を見つめ直すための観察記録となっていて、自然の循環を感じられる多数の写真や、ひとと自然環境の関係性が広がる活動を行っているクリエイターのインタビューが掲載されています。

会場ではそのほか、さまざまなコンテンツも用意。

本書店では、来場者に自然を感じながらじっくりと本に向き合ってもらうため、音文化研究者‧柳沢英輔氏のフィールドレコーディング音源をBGMにして、自然の循環を感じられる読書空間が演出されています。

さまざまな環境音が混ざり合う街の響きに耳を澄ませば、都市における「自然」の新たな姿が見えてくるかもしれません。

さらに、柳沢英輔氏によるフィールドレコーディングの会場BGMに、篠田ミル氏、岡田拓郎氏など4人のアーティストが、それぞれの感性で「読書のための音楽」を重ね、紡ぎます。

会場では読書会も実施。講師にブックディレクター・編集者の山口博之氏を迎え、なぜその本を選んだのか、その本から何を感じ、読みながら何を考えたのかを話し、聞き、参加者同士で“人と自然のつながり”について考える時間も設けられています。

会期中は、シドニー発のコーヒーロースター「Single O」のコーヒーを数量限定で試飲可能。

これらのコンテンツは定員が設定されているものもあるので、詳しくはコチラの特設サイトをご確認ください。

会場は「ゴールドウイン」本社ビルの1階イベントスペース。ファッション産業の現状に一石を投じる本イベント、ぜひ会場に足を運んで「ゴールドウイン」の企業パーパスを肌で、耳で、目で感じてみてください。