ニューヨーク生まれ、ロンドン在住のフォトグラファー、ヴァレリー・フィリップス。パンク、スケートカルチャー、ブルータリズム建築を愛する彼女の作品には、純粋無垢で生き生きとした少女たちの様子が映し出されています。
そこで、明日から発売となる最新作『Candy Cat Head』をすこしばかりご紹介。2000年代の空気感をデジタルとアナログで綴った中面を覗いてみましょう。
これらは、ニューヨークのアパートの一室から果てしないアメリカ中西部へのロードトリップの際に切り取ったポートレート。彼女の名作写真集の制作過程でおさえた未公開写真や、切り抜きなどのコラージュが収録されています。
不完全だけど美しい、そんな姿をヴァレリー・フィリップスは本能のままに捉え続けているのです。
明日は『Candy Cat Head』の発売を祝して「フロットサムブックス(flotsambooks)」でリリースパーティが行われるとのこと。急な告知にはなりますが、都合の合うひとはぜひ。写真やアートが好きなら足を運んで損はないでしょう。
『Candy Cat Head』Release Party
日時:12月16日(火)17:00〜20:00
場所:フロットサムブックス
住所:東京都杉並区和泉1-10-7
『Candy Cat Head』Valerie Phillips MARGINAL PRESS刊
価格:¥11,000
装丁・サイズ:A4変形 210 x 260mm、ソフトカバー・並製本・フルカラー、240ページ
テキスト:日&英
部数:250部限定
※全てエディションナンバーとサイン入り

