研究や実験の過程から生まれ、いまだ工業化されていない素材や加工技術を用いたガーメント開発を通じて革新を追求し続ける〈ストーンアイランド(STONE ISLAND)〉のプロジェクト「Prototype Research」。量産するのでなく、あえて限定生産という形をとることでブランドの本質を純粋に表現している本プロジェクトは、2016年のスタート以来、不定期に発表されてきました。
そして、去る1月17日(土)。ついに最新作となる「Prototype Research_Series 09」がミラノ・ファッションウィークにてお披露目されました。
シリーズ第9作目となる今回、主役に据えられたのは革新的なガーメント構築技術“エアブロー・ラミネーション・ニット”で構築されたリバーシブル仕様のフーデッドカーディガン。ニットをアウターとして再定義してきたブランドの伝統を感じさせる緻密な構造が採用されていて、その完成度を見たら多くの時間が費やされたことが手に取るように伝わってきます。
また、〈ストーンアイランド〉といえば言葉で表現するのが難しい絶妙なカラーリングも特徴的ですが、本作では鮮やかなカラーから落ち着きのあるカラー、メランジカラーまで全100色がラインナップ。しかも、そのすべてが一点ものというのだから驚きです。
最先端のラミネーション技術を用いた3Dプロセスによって防水・透湿素材“HDry®メンブレン”をニットに直接ボンディングするという手法は、ガーメントへの応用としては前例のない試み。ニットとメンブレンが結合する過程のわずかな不均一性が生み出す個性こそ本作のデザインの肝であり、ストイックな姿勢で日々開発に向き合う〈ストーンアイランド〉の新たな表現ということができるでしょう。
その他、最新作のさらなる詳細や本プロジェクトのこれまでの歩みについては、以下のインフォメーションよりご確認を。
進化が止まらない〈ストーンアイランド〉の今後の動向からも目が離せません。

