〈アティテュ(ATTITU)〉は東京でランドセル職人が立ち上げた工房を発祥とする土屋鞄製造所(以下、土屋鞄)の精神を受け継いだ現代的なバッグ&革小物ブランド。人生で最初に持つバッグとも言えるランドセル製作のフィロソフィーのもと、ミニマルで機能的なデザインのアイテムを生み出し続けています。
この連載では4人の著名人の生活のなかから、あらゆる日常に寄り添う〈アティテュ〉の魅力を解明。2人目はスタイリストの飯塚 俊さん。服好きとして駆け抜けるその生活と仕事ぶり、そして〈アティテュ〉のバッグの実力についてたっぷりお話を聞きました。
Photo_Haruto Inomata
Text_Akiko Maeda
PROFILE
トゥモローランドでのショップスタッフ勤務を経てスタイリストの武内雅英氏に師事。2020年に独立後、ファッション誌や広告を中心にメンズカジュアルからドレス、レディースまで幅広く手掛ける。
服ひと筋20年。日の出から日の入りまでタフに動きまわる仕事人。
ー飯塚さんは販売員を経験してからスタイリストに転身したとお聞きしました。
飯塚:18歳のときに〈トゥモローランド〉で働きはじめて、約10年間販売員としてさまざまな店舗で経験を積み、その後スタイリストアシスタントになってからも週1、2回〈エストネーション〉でアルバイトとして働いていました。
ーまさにアパレルひと筋ですね! スタイリストになったきっかけは?
飯塚:実は顧客に広告代理店や士業の方々がいたのですが、その方々から「販売員としてお客さまを待っているのではなくて、自分から攻めていった方がいい」と勧められました。数年間で4、5人の方に言われてその気になって28歳のときに一念発起しました。
〈トゥモローランド〉は体育会系な職場でしたが居心地は良かったので迷いましたが、もちろん服は好きだし誰かと一緒に何かをつくったり、まったく知らない人にモノを勧めたり、人と話すのが好きなのも潜在的にあるので、それが仕事になったらいいなといろいろ調べていたらスタイリストという仕事があると知って、“これだ!”となって。
ーすごい行動力! そこからすぐに弟子入りしたんですか?
飯塚:いや、そこからまたいろいろとありまして…。スタイリストになったらもう自分の時間がなくなるぞと思ったので、その前に充電期間を設けたんです。シンガポールとニューカレドニアに半年間滞在してたっぷり遊びました。誰のアシスタントに就こうと思ったのか忘れるくらいは(笑)
ーそれは大変ですね(笑)。武内さんとの出会いのきっかけは?
飯塚:シンガポールに半年行った後、1年間の充電期間を経てロケバスのサポートのアルバイトからはじめました。2回目で後の師匠である武内雅英さんの『MEN’S EX』の撮影の返却のお仕事でした。武内さんはさまざまな媒体で活躍されていたので就いてみたいなと思い直談判してアシスタントに。
そこから6、7年アシスタントとしていろいろなことを経験させてもらいましたが、思えばその間に30人ぐらいのアシスタントが辞めていくという…。
ー30人とはすごいですね!
飯塚:なかには最短3日で辞めた人もいました。スタイリストって華やかに思われがちですけど、伝票整理とかクレジット作成とかのコツコツ作業系も多いし、クライアントさんや編集さんの意向をズレなく師匠に伝えられるかも重要。結構精神的に大変なこともある仕事なので、相当な決意がないとなかなか続かないものですね。
ー苦節のアシスタント時代を経て独立して6年。普段のスケジュールは?
飯塚:いただいたお仕事は基本的にすべて受けると決めているので、文字通りどっぷり仕事漬けの毎日です。日の出から日の入りまで、太陽が昇っている間はずっと外にいます。夜は飲みたくなるので早めに切り上げたいですが、その日の仕事次第で(笑)。なかなか丸々1日の休日はないですけど、“仕事が趣味”な性分ゆえ、これ以上に幸せなことはないですね。
ーもし休日があったら何をしますか?
飯塚:洗濯をしたり革靴を磨いたり。あとは植物に水をあげたりしますね。
バッグは仕事の生産性を上げる道具であり、スタイリストとしての大切な相棒。
NYLON BACKPACK
Sサイズ(17L) ¥38,500
Mサイズ(27L) ¥39,600
Lサイズ(31L) ¥41,800
ープライベートな時間があまりなさそうですが、すごくスタイリストらしい過ごし方ですね(笑)。では、〈アティテュ〉のバッグは基本的に仕事のお供として使っていた感じですか?
飯塚:毎日のコーディネートに合わせて変えることは少ないですね。だからこそ機能性に注力して選びます。〈アティテュ〉のバックパックは無駄がなくてシンプルで飽きがこないデザインで、自分の生活スタイルにぴったり。
使えば使うほど使用者のことを考えられている、シンプルで良質なバッグだと思います。細々した道具や伝票などの資料を持ち歩くことが多いので、PCポケットと外側のポケットが付いていて使い勝手も抜群です。アクセントで革のディテールが使われているのもさり気なくて好みです。
ーバッグの中身は整理整頓するタイプですか?
飯塚:仕事だけのルーティンの生活なので、鍵がない、携帯がない、財布がないってなったときに、そういう自分の日々の小さなストレスが大きなストレスになってしまうので、モノの居場所をしっかり決めています。
バッグの中身を入れ替えると必ずモノをなくすので、気に入ったバッグを見つけたらずっと同じものを使いますし、部屋の中でもリモコンはここ、鍵はここ、と整理整頓しているタイプです。
ーキレイ好きとか几帳面とかではなくて、探すのがストレスだから効率化を心掛けているということですね。
飯塚:そうですね。時間は有限なので無駄はないほうがいいかなと。なので、仕事道具の居場所はバッグの中なので機能性が最重要ポイント。収納力もできるだけあったほうが便利だなと考えるとバックパックを選ぶことが多いです。
ー飯塚さんならではのバッグの愛で方はありますか?
飯塚:基本的に道具として見ているので、ボロボロになるまで同じものを使うのが流儀。穴が空いても修理して使います。まわりに「それ、さすがにボロボロじゃない?」と言われることもしばしばです。
ーこのバックパックはナイロンの約7倍の強度を持つコーデュラ®ファブリックなので、スタイリストという仕事にマッチするタフさを備えているバッグですね。
飯塚:軽量で撥水性も兼ね備えていてタフなので、どんな撮影現場でも頼れる相棒です。軽量なので職業柄荷物が多いぼくにはすごく嬉しいですね。
ー飯塚さんが使っているナイロンバックパックは、Sサイズ(17L)、Mサイズ(27L)、Lサイズ(31L)と用途に合わせてサイズ展開もあります。
飯塚:ぼくは荷物が多い方なのでL一択ですが、Mサイズでも27Lの容量があると聞くと普段使いならMでも良さそうですね。
ーでは最後に、飯塚さん自身の今後の目標をお願いします。
飯塚:夢中になれる仕事に巡り合えたのは本当に幸せなこと。いまの仕事中心の生活に何のストレスもないのですが、今後は自分の仕事をちゃんと管理して、プライベートな時間も大切にしたいと思います。少し余裕ができたら、スタイリストになる前は頻繁に行っていた趣味の登山を再開したいです。
ATTITU 鎌倉店
住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-10-2
※TSUCHIYA KABAN 鎌倉店2Fに展開
時間:10:00~18:00
定休日:毎週火曜日(臨時休業あり)
公式サイト
Instagram:@attitu_tokyo

