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メーカーに眠っていたデッドストックの生地でつくられた珠玉の5型。ネストローブ コンフェクトの特別なシリーズ。

ネストローブコンフェクト(nest Robe CONFECT)〉に欠かせない技術と歴史のある国内各産地の生地メーカーが持つデッドストックの生地。これらを用いた「DEADSTOCK FABRIC COLLECTION」が各店、およびオンラインショップにて発売されました。

素材へのこだわりが強いことで知られる同ブランドのデッドストックとなれば気になるところ。ジャケット、羽織り、シャツ2型、パンツの5型が発売されました。

幅広のラペル、芯地・肩パットによる衿・肩回りの構築、大身返し仕様、観音背裏、当て割りダーツ、両玉縁のポケットなどドレスやスーツのディテールが落とし込まれたテーラードジャケット。前合わせや袖口のボタンは取り付けられていません。シルエットは身頃がウエストでシェイプしながらも、後ろ身頃にはゆとりを持たせることで、ドレスの雰囲気の中にも、コンフェクトらしい力みの無さと、ボタンレスによるラフさが表現されました。

ボタンレスとなる、ショールカラーの羽織りは、和服のような平面でざっくりとしたつくりながら、衿をショールカラー型にすることで、和物と洋物のそれぞれの空気を抽出した一着。盛夏シーズンでもTシャツの上にさらりと羽織れる軽さです。

〈ネストローブ コンフェクト〉がベーシックと捉えるレギュラーカラーシャツとバンドカラーシャツ。今回は織りが甘く柔らかい素材をピックアップ。オーバーサイズと感じれるほどのゆったりとしたサイズ感に仕立てられています。

トラウザーをベースにしたイージーパンツは、素材の質感を存分に引き出すべくゆったりとしたシルエット。わずかにテーパードした緩やかなラインが魅力的です。

ご紹介した5型に対して、10種類のデッドストック生地が選ばれたこのシリーズ。生地を選ぶときのイメージは、産地の背景が分かり、インラインにはないインパクトや時代感が感じれることだったとか。主な産地は、新潟・亀田地域の伝統織物・亀田縞を製織している生地メーカーのものや、毛織物を中心に世界的に評価される機屋が集まる産地、尾州(愛知)の生地メーカーのものが中心になっています。

元々、見本用として製織されたものや、市場に出回ったものの廃盤となりストックとして眠っていた生地を使用した特別なコレクション。言わずもがな数にかなり限りがあるので気になった方はお早めに。

Text_Rei Kawahara


nest Robe CONFECT 表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前4-4-8
電話:03-6438-0717
nestrobe.com/mens
store.nestrobe.com/
www.instagram.com/nest_robe_confect

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