当時を知っているひとがむかしを懐かしんでバンドTを収集したりするものですが、あえて古いデザインのもの(特にちょいダサ的なニュアンスで)を若者たちが身につけるというのも、いまの時代のスタンダード。ことバンドTに関していえば、価値の高騰も重なってくるのでみなが熱視線を注ぐのも良くわかります。
というわけで「POST JUNK」のレッチリTシャツも売れてしまうのは時間の問題でしょうか。アルバム『ワン・ホット・ミニット』のときの一枚です。個人的にグッときたのは、ドラマーのチャドが一番はっちゃけているこの感じ。一枚のアルバム参加で脱退したデイヴ・ナヴァロが写っているのも、ちょっとだけレアなポイントかも。
バンドTの高騰はどこまで続くのか。90年代モノでもヴィンテージと定義される時代なので、やっぱり資産としてバンドTを集めるのは賢い買い物かもしれませんね。
Text_Rei Kawahara
Houyhnhnm’s
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