昨年、クリエイティブ・ディレクターにルイーズ・トロッターが就任した〈ラコステ(LACOSTE)〉。ポロシャツをはじめとするヘリテージを活かしつつ、モダンでフレッシュさのあるブランドへと生まれ変わろうとしています。それはパリのランウェーで発表されたコレクションを見ると明らかです。
ルイーズによるセカンドシーズン、2020年春夏コレクションがついに発売されました。フレンチテニスの原点であり、ブランドの創業者でもあるルネ・ラコステが活躍した「ローラン・ギャロス」を舞台に昨年10月、発表された服の数々です。
ジョン・F・ケネディ・ジュニアが〈ラコステ〉のポロシャツを着てサマーキャンプの荷造りをする光景や、テニス世界女王として知られたスザンヌ・ランランが、フランスの港町ディエップからドーヴィルへドライブしたことなど、彼らに想いを馳せた古き良き時代の空気感がデザインに落とし込まれています。
メンズのラインナップには、美しいペールトーンのテーラードジャケット、ブランド名をアレンジしたグラフィックが印象的なボックスシルエットのポロシャツ、多色使いのカラーブロックが目を引くスウェット地のブルゾンなど。コレクションライン特有のスポーツとエレガンスの融合が感じられる仕上がりとなっています。
4月7日(火)まで「伊勢丹新宿店」でのポップアップで先行販売され、8日(水)から〈ラコステ〉の銀座店と京都店、オフィシャルのオンラインストアで発売。新生〈ラコステ〉の注目のコレクションがいよいよ登場です。