ファッションの世界で常にスポットライトを浴びる〈ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)〉。仕掛け人はウィメンズを率いるニコラス・ゲスキエールとメンズを率いるヴァージル・アブローです。二人のデザインに対するアプローチは違えど、共通するのはラグジュアリーのイメージを覆すクリエーション。ビッグメゾンの未来を背負う、彼らの一挙手一投足に注目が集まっています。
このメゾンに新しく加わったのが、2018年、ウォッチ&ファインジュエリー部門のアーティスティックディレクターに就任したフランチェスカ・アムフィテアトロフです。
東京生まれの彼女はロンドンの「セント・マーチン美術大学」で学んだ後、ロンドンのアートギャラリー「ホワイトキューブ」で展示したジュエリーが関係者の目に留まり、デザイナーとしてのキャリアをスタート。
2013年から17年までデザインディレクターを務めた〈ティファニー〉では常識に囚われないフレッシュなアクセサリーを次々発表、一躍その名がファッション界でも知られるようになりました。
そんなアムフィテアトロフによるファインジュエリーコレクションが「LV ヴォルト」です。
特徴はメゾンのイニシャルである “L” と “V” にフォーカスした斬新なデザイン。二つのアルファベットがくっ付いたり、離れたり、絡みあったり、緻密なフォルムは美しいだけではなく、どこかインダストリアルな雰囲気も感じさせます。
さらに、ユニセックスで使えるところも特筆すべきポイント。ファッションに対する価値観が多様化するなかで、「LV ヴォルト」はこれまでのファインジュエリーに無かった新しい形といえるかもしれません。
発売は8月12日(水)から25日(火)の間、阪急うめだ本店で開かれる期間限定ストアでスタート。8月14日(金)から〈ルイ・ヴィトン〉の松屋銀座店、表参道店、メゾン大阪御堂筋、横浜髙島屋店、西武池袋店、松坂屋名古屋店で販売がはじまり、9月18日(金)から他の国内店舗でも取り扱いがスタートします。
特別な日につけるだけではなく、普段使いしたくなるリング、ブレスレット、ネックレスの数々。アムフィテアトロフが〈ルイ・ヴィトン〉のファインジュエリーを大きく変えそうです。