“Made in USA”や“Made in UK”のアイテムに憧れるように、いまや”Made in JAPAN”のプロダクトを身にまとうことも、ステータスの一つといっても過言ではありません。名だたる海外ブランドからも熱視線が送られるほど、日本の職人や工場は精度の高い技術力を誇っています。
しかし、ファストファッションの台頭もあり、90年代には50%を誇っていたアパレル品国産比率も、今では3パーセントを切るまで減少。そんななかでも、確かな信念のもとジャパンメイドを貫くブランドの数々は、熱心なファッションフリークを魅了し続けています。
今回紹介するのは、その3パーセントのジャパンメイドで、数値化できない魅力を国内外に発信し続けている〈オーラリー(AURALEE)〉と〈フット ザ コーチャー(foot the coacher)〉のコラボシューズ。”Made in JAPAN”の名に相応しい、意匠が凝らされた一足です。
LEATHER SQUARE BOOTS MADE BY FOOT THE COACHER ¥79,000+TAX
アッパーに表革、アウトソールには無骨なビブラムソールを採用。
SUEDE SQUARE BOOTS MADE BY FOOT THE COACHER ※メンズのみ ¥84,000+TAX
クリーンなスエードと、クッション性の高いクレープソールがマッチ。
こちらのサイドゴアブーツは、〈オーラリー〉が〈フット ザ コーチャー〉に製作を依頼し、一から木型を起こしてつくられました。洗練されたスクエアトゥで、オーセンティックでありながらも、ベーシックすぎないデザインが魅力的。
また、しっかりと詰まったシャフトによって、シューズの美しさが際立っています。ストイックなオールブラックか、カジュアルなベージュか、どちらも履くたびに味わいを増していきそうで実に悩ましいです。
秋冬ファッションに欠かせないサイドゴアブーツ。まだまだ猛暑が続きますが、いまのうちに仕込むのが吉です。今年の一足に、トレンド再浮上のスクエアトゥはいかがでしょう。