ミッドセンチュリーというと家具のイメージが先行しますが、近年、ヴィンテージのフラワーベースが注目を集めています。とりわけ熱い視線を浴びているのが、西ドイツの陶磁器「ファットラヴァ(Fat Lava)」。“肥えた溶岩”と訳されるように重厚感のある釉薬で仕上げられた作品は、アンティークファニチャーさながらの存在感を放ちます。
この度、そんな「ファットラヴァ」に魅了された国内屈指のコレクター・kii氏によるポップアップイベント「Fat Lava & German Art Pottery」展が開催されます。国内最大規模となる、150点もの花器が展開されるとのことです。過去にも先にも、ここまで多くの作品が揃うことは滅多にないのでは。
当時圧倒的人気を誇っていた〈ルシャ(Ruscha)〉をはじめ、〈シューリッヒ(Scheurich)〉や〈ベイ ケラミック(Bay Keramik)〉など、錚錚たる顔ぶれが一堂に会します。彼らのアイコニックな作品から、50年代に主流だった手描きによる絵付けのものまで登場するとあれば、心惹かれるコレクターも少なくないはずです。
これだけでも豪華すぎる内容ですが、見所はこれだけではありません。このイベントに賛同した豪華クリエイター陣による、スペシャルなコンテンツも用意されています。フォトやファッション、フードまであらゆるジャンルが楽しめます。
【Food】
足を運べば、ライフスタイルを充実させるヒントに出合えるイベントです。あらゆるカルチャーが交差した「Fat Lava & German Art Pottery」で、フェス並みの高揚感を味わってみませんか。
Fat Lava & German Art Pottery
開催日:10月10日(土)、11日(日)
場所:YOKE GALLERY
住所:東京都世田谷区下馬1-20-13 コーワビル 2F
時間:12:00〜19:00 ※最終日はなくなり次第終了