スタイリストとしてのみならず、写真に映像制作、はたまたブランドディレクションまで、肩書きにとらわれることなく自由に表現活動を繰り広げる梶雄太。そんな彼が自ら綴った〈サンセ サンセ〉の商品説明を、ランダムに紹介していく連載企画。今回は数々の遍歴を経てようやく辿り着いた、〈サンセ サンセ〉のスウェットにまつわるストーリーをお届けします。
結構いろんなスウェット買ってきたんですよ。
それこそ中学生くらいに初めて買ったのはジャージーズ。3,800円くらいで古着屋とかに売ってた物です。
21~22歳くらいで初めていいスウェット買ったかもしれません。王道だけどチャンピオン。それの1970代位のやつですかね。
それでも知り合いからだったので多少は安くしてもらいました。そこら辺からヴィンテージをしばらく集めることになるんですよね。
その後少し買わない時期もあるんですが、40歳くらいで実は会社つくって独立したんです。その時にいろいろ考えて買ったのが、腕に“防犯”て書いてあるスウェットなんです。
独立したら会社でお金かかりますよね、改めて“防犯”て大事だなっておもったんです。