九州が熱い。と、方々から聞こえてきます。つい先日は「KIYONAGA&CO」がオープンしたばかり。東京とは異なる生態系が築かれているのは間違いないでしょう。
そんな評判の一端を担う、インディペンデントなイラストレーター「NONCHELEEE」をご存知でしょうか。彼が手がける初の作品集『LIFE GOES ON』の発売を記念したエキシビションが、東京・みどり荘(MIDORI.so)にて開催されます。
“「NONCHELEEE」の頭の中でVIBESを放つ架空のミュージシャン「IRIE WINEY」のミュージックキャリアをディスコグラフィーとともに追った”というのが『LIFE GOES ON』のコンセプト。その世界観をギュッと凝縮した展覧会です。
同じく九州で活躍する「KYNE」とともに運営する福岡のアトリエ兼ギャラリースペース「ON AIR」を除いて、『LIFE GOES ON』を購入できる唯一のチャンス。ぜひこの機会に展覧会場へ。ウェアやオリジナルグッズも揃うそうなので、見逃す手はありません。
彼の脳内を埋め尽くす、シュールで憎めないボーイズ&ガールズ。誰にも似ていないその強烈な個性とムードをぜひ体感してみてください。
会期は4月22日(土)から4月30日(日)まで。4月21日(金)の18時からは、誰でも参加できるオープニングレセプションが開催されるそうなので、こぞって足を運んでみましょう。
なお、今回の展示のバックについている「TISSUE PAPERS」は、”あなたのデリケートゾーンにタッチする出版レーベル”と標榜しているそうで、併せて目が離せないわけです。
Text_Taiyo Nagashima
NONCHELEEE EXHIBITION「LIFE GOES ON」
会場:MIDORI.so
住所:東京都目黒区青葉台3-3-11
会期:4月22日(土)〜4月30日(日)11:00〜20:00
料金:無料
オープニングレセプション:4月21日(金)18:00〜
midori.so
NONCHELEEE
レイドバックしたタッチで注目を集めるイラストレーター。ZEN-LA ROCK『MOON ep』、asuka ando『今夜がトロピカル』など音楽関係をはじめ、福岡の飲食店の看板や渡辺直美プロデュースのアパレルブランド「PUNYUS」などにイラスト、タイポグラフィーを提供。最近ではBEAMS JAPANや伊勢丹などのPOP UP STOREでオリジナルグッズを展開するなど、東京へ活動の幅も広げているほか、学生時代から長年続けている音楽活動も活発に行っている。
fuguriddim.com/
instagram.com/fuguriddim/
soundcloud.com/search?q=noncheleee
TISSUE PAPERS
「街」「人」「文化」にフォーカスし、東京と福岡の2都市を拠点に自治体や企業の編集ディレクション、執筆やプロジェクト開発などを行う「TISSUE Inc.」による出版レーベル。”Publication label which touches the most delicate zone of you / あなたのデリケートゾーンにタッチする出版レーベル”として2017年4月1日、台北で始動。
instagram.com/tissue_papers