次世代を担う新鋭フォトグラファーとして注目度を高める、ハンナ・ムーン。写真好きであればご存じの方も多いと思いますが、そうではないという方のために簡単なプロフィールからご紹介させてください。
韓国・大田(テジョン)で生まれた彼女は、22歳のときにロンドンの「セントラル・セント・マーチンズ」に留学。そこで写真と出会い、自身で創刊した雑誌「A Nice Magazine」を通じて、友人らと自由に写真を発信するように。卒業後はタイロン・ルボンのアシスタントを務め、独立してからは「AnOther Magazine」「British Vogue」、〈グッチ(GUCCI)〉〈シュプリーム(Supreme)〉といった名だたるメディア、ブランドから引っ張りだこの存在となっています。
今回、そんなハンナが初の写真集『ALMOST SOMETHING』を発売。これを記念し、1月14日(土)に「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」にて、ブックサイニングイベントが開催されます。
この写真集には、ソウルと、そこから150km南に位置する彼女の故郷、大田で撮影された写真を収録。デジタル世代の日常生活を生々しく切り撮った写真や、パソコンのデスクトップ上に表示されたデジタルの記憶の数々。それらを一枚絵としてだけでなく、コラージュの手法を用いて表現した意欲作です。
ハンナのファンのみならず、写真・アートブック好きはお見逃しなく。オンラインショップ「DSMG E-SHOP」では、1月17日(火)から発売スタート。こちらもサイン入りバージョンとなっているので、遠方の方もチェックしてみてください。
HANNA MOON ブックサイニングイベント
日時:1月14日(土)17:00〜19:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 7階 BIBLIOTHECA
住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ⻄館
オンラインサイト
『ALMOST SOMETHING』 HANNA MOON
アートディレクション:Lords of DesignTM、Patrick Remy
デザイン:Lords of DesignTM
テキスト:Moffy Gathorne-Hardy
書籍サイズ:21.5×28cm
ページ数:80ページ(カラー・白黒写真 175枚)
価格:7,700円