食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋…。〇〇の秋なんて言葉はたくさんありますが、いま行くなら京都あたりがいい。カジュアルでおいしい飲食店、いにしえからの建築、個性的な本屋、京都一周トレイルと呼ばれる山に囲まれた街なんて感じで、秋ワードが全部揃っていますから。
京都でしか出合えないこと・ものは数多くありますが、またひとつ興味深いものが生まれました。それが〈ル ラボ(Le Labo)〉のシティ エクスクルーシブに仲間入りした、新作の「OSMANTHUS 19(オスマンサス 19)」です。
シティ エクスクルーシブは都市をイメージしてつくられたフレグランスで、その都市でしか購入することができないシリーズ。日本では東京の香りとして「GAIAC 10」がありますが、それは毎年9月を除いて他の都市の店舗では買うことができません。
新たに誕生した京都の「OSMANTHUS 19」は、オスマンサス=金木犀がキーの香り。トップにインセンスとラベンダー、キーとなるクリーミーなモクセイ属の花の香りが訪れ、ウッディで樹脂のようなトーンへと流れていきます。
左から順に〈ル ラボ〉OSMANTHUS 19 ¥22,110[15ml]、¥48,730[50ml]、¥70,180[100ml](ル ラボ)
ホッとする懐かしさに、どこか新しさをミックスさせた香りは、伝統を残しながらも新しさも受け入れる京都の街並みのよう。そして、京都人のような懐の深さを感じさせます。
サイズは15ml、50ml、100mlの3サイズ展開で、「ル ラボ 京都町家」と「ル ラボ 京都 新風館」の2店舗で発売されています。京都に住む人はもちろん、旅行の思い出として買うのもよさそうです。香りはひとの記憶と結びついていて、思い出まで呼び起こしてくれますからね。