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「今年の冬は何を着る?」問題。毎年の悩みにケリをつける2着がフィデリティより到着です。今年は絶対にウールでしょう。

ここ数年、ダウンジャケットを筆頭に、リラックスした着心地のアウターがトレンドを席巻していました。たしかに寒い季節はなるべく身軽にいたいし、重ね着をするのも面倒。だからアウトドアやスポーツ系の服が需要を高めているのは理解できます。

だけどそろそろ気分を変えたい。たとえばウールのメルトンを使ったクラシックな服に目を惹かれます。

フィデリティ(FIDELITY)〉は、アメリカのマセチューセッツ州ボストンで1941年に創業した、老舗のアウターウェアメーカー。アメリカ海軍にメルトン地のピーコートを納入するなど、創業当時よりそのクオリティの高さには定評がありました。しかも、それを適正価格で販売しているところにも、アメリカで受け入れられた所以があります。

現在でもそうしたクオリティと価格のバランスをキープしながら、デイリーに活躍するミリタリーウェアや、リアルクローズをつくり続けています。

サプライヤーとしての歴史が生み出す伝統への敬意。それを時代に合わせてシンプルにモディファイし、いまの気分にそっと寄り添うフィットのアイテムが揃います。例えば、細い羊の原毛からなるダブルビーバーのメルトン生地「SUPER110’s」を採用したこんな2型。

ウール特有のチクチクした肌触りを抑え、なめらかな触り心地を実現したトラッカージャケット。さらに二十織と呼ばれる特殊な製法を採用しているため、ふくらみを感じながらも驚くほど軽いのも魅力です。

デザインは通称“2nd”と呼ばれるGジャンのそれを取り入れ、後ろ見頃はTの字に切り替えを入れることで“Tバック”を再現。身幅はワイドで着丈はショートな、トレンドを意識したシルエットに仕立てています。これなら女性でも取り入れやすそう。

こちらは同様の生地を使用したスウィングトップ型のアウター。スタンダードなデザインは、ヴィンテージのようなオーラを放ちます。ファスナーはアメリカ最古のファスナーメーカー「UNIVERSAL」のものを採用するなど、細かなディテールにもこだわったデザイン。チンストラップもしっかりとついているので、襟を立てて首元を暖かくして着ることもできます。

生地はトラッカージャケットと同じ。メルトンといえば重たいイメージがありますが、それを覆すような圧倒的な着心地の良さは、ぜひ体験して欲しいものです。きっとやみつきになるはず。

気づけば今年も10月の半ば。冬はもうすぐそこです。毎年起こる、「今年の冬は何を着る?」問題。〈フィデリティ〉の2着なら、そんな悩みにケリをつけてくれるはず。今年は絶対にメルトンです。ウールを着て、すこしだけ厳かなムードをまといながら冬の装いを楽しみましょう。

Text_Tsuji

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