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既成概念からの脱却。歌舞伎町で開催された、プレステージアパレル2025年秋冬コレクションのショーの模様をプレイバック。

男子諸君にはおなじみの「プレステージ(PRESTIGE)」から、アパレルラインが登場したのはおよそ3年前の話。

「個性が自然と受け入れられリスペクトされる自由なファッション」をコンセプトに、「性」に対して真剣に向き合う姿勢やメッセージを通して、新たなファッションの文脈を築いていきたいと設立されたブランド、その名も〈プレステージアパレル(PRESTIGE APPAREL)〉が3回目となるショー形式のコレクション発表を行いました。

会場となったのは、多様な人々が集まり、歴史的に独自の文化を築いてきた街、歌舞伎町。二部構成で行われたショー、そしてアフターパーティには300名以上が来場し、新たなシーズンのスタートを盛大に祝いました。まずはショーの様子から。

2025年秋冬のテーマは「Re Start City 〜個人の再生、成長、変化、貪欲・怠惰・繰り返し〜」。スクールテイストが多く見られたコレクションは、これから新しい何かを経験していく学生をイメージしてつくられたといいます。

歌舞伎町といえば、“どんな人でも受け入れられ、失敗してもまた立ち上がることができる街”。新たな挑戦、純粋無垢な姿勢、歌舞伎町と学生という一見相容れない存在をあえて一緒くたにすることで、ブランドが届けたいメッセージがストレートに表されていたように感じました。

そんなメッセージと連動するように会場にはパフォーマーの姿も。ダンスカンパニー「水中めがね♾️」から中川絢⾳、⾦ 愛珠、根本紳平の3名が登場し、テーマである「Re Start City」をコンテンポラリーダンスで表現しました。

ダンスとレーザーを融合させた独創的なステージ。社会のタブーや規則に縛られない,真の多様性と自己表現を肯定するブランドならではの演出だったといえます。

さらに会場には、アーティストやモデル、クリエイターやパフォーマー、デザイナーなどカルチャーシーンを牽引するゲストも多数来場。

豪華な来場者たちの姿からも、ブランドへの期待の高さがうかがえます。

右に倣えの風潮がまだまだ強い日本。だれかがつくった流行りに乗っていれば確かに安心かもしれませんが、成長や変化という感覚は次第に薄れていってしまうのかもしれません。

そんな時代に警鐘を鳴らすように行われた“ファッションショー”という枠にとらわれない〈プレステージアパレル〉のパフォーマンスは、「Re Start City」というテーマのごとく、新しい出発の景色を私たちに見せてくれました。

それでは最後に、最高に盛り上がったというアフターパーティの様子をもって〆させていただきます。

2025年秋冬コレクションということで、手に取れるのはもうしばらく先。続報を楽しみに待つことにしましょう!

ちなみに「PRESTIGE APPAREL STORE」店頭では、2025年春夏コレクション「SURFACE」も絶賛展開・販売中みたいなので、ぜひ足を運んでみてください。

INFORMATION

PRESTIGE APPAREL 2025 A/W COLLECTION “Re Start City” 展示会

会期:2月18日(火)〜21日(金)
場所:PRESTIGE APPAREL STORE
住所:東京都渋谷区神宮前6-7-8 ネスト原宿Ⅵ 1-B
※どなたでも予約なしで来場可。

公式サイト
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