コラボレーションという手法を熟知し、ファッションに意外性をもたらすブランドといえば〈ポール・スミス(Paul Smith)〉です。
これまでさまざまところとタッグを組んできましたが、今度のお相手は〈リー(Lee)〉。我々にもなじみ深い、アメリカを代表するジーンズブランドです。
英米が誇るブランドの合作に至った背景には、知られざるストーリーがありました。半世紀以上前、3×3mの小さな店の時代をポール・スミスはこのように回想します。
「1970年代、ノッティンガムでショップをスタートしたばかりの頃に〈リー〉を取り扱っていました。私にとって〈リー〉はブランドの初期からとても重要な存在でした。当時はアメリカからイギリスへ服を輸入するのが、いまよりずっと大変だったのです。だからこそ、店頭に並べられたときは本当にワクワクしました。今回こうして一緒にコレクションを作ることができたことをとても嬉しく思います」
今回のカプセルコレクションは、ジーンズ「Lee 101」をはじめ、ジャケットの「101 Stormrider™️」や「Lee Chore」、ウエスタンシャツ、カーペンターパンツなどをラインナップ。それぞれプリントやパターンで〈ポール・スミス〉らしさを表現しています。
また、本作のキーワードでもあるポール・スミスの言葉「Look and See」(目を凝らしてよく見て)の通り、ディテールのカラフルな色使いや〈ポール・スミス〉のシグネチャーストライプも特徴です。
日本限定で、デニムスカートを含むウィメンズコレクションと、トートバッグ、キャップ、バンダナなども用意されるとのこと。
これらは3月18日(火)まで〈ポール・スミス〉のオフィシャルサイトで先行予約を受け付け中。その後、このブランドのオンラインを含む全店で3月20日(水)から発売されます。