〈レッドウィング〉といえば、いまも昔も変わらない製法で質実剛健なワークブーツを数多くリリースする稀有なブランドです。「6インチ クラシックモック」や「アイアンレンジャー」といった象徴的なモデルが、そうした印象を強く後押しします。
そうしたタフなクオリティはそのままに、どこか知的でスマートな新モデルが誕生しました。
WEEKENDER CHUKKA(COPPER ROUGH & TOUGH LEATHER / LAST NO. 64) ¥39,600
「ウィークエンダー」と名付けられたそのシリーズは、チャッカ&オックスフォードの品のいい顔立ちが特徴のモデル。細部までこだわり抜いたディテールと軽量な履き心地が共存しており、日常使いはもちろんのこと、小旅行などのアクティビティにも最適な一足です。
このフォルムを印象づけるのは、美しさとフィット感を兼ね備えた64番のラスト。ミニマルなデザインでありながら、〈レッドウィング〉らしい程よいボリューム感も感じられるシルエットが魅力です。従来のパターンをアップデートし、チャッカではワンピースクォーターパネルを採用しています。
さらにこのモデルを特徴づけるのは、持続可能な素材を30%含む、新たなフットベッドが使われているところ。サステナブルな社会を目指し、それを革新するために、米国オーソライト社と提携。環境に優しく、従来の素材よりも優れたクッション性を備え、一日中快適な履き心地を保証します。
アッパーにカッパー・ラフアンドタフを採用したこちらは、最初から履き込まれたブーツのような深みのある味わいが魅力。履き込んだあとの姿がどうなっていくのか楽しみです。
WEEKENDER CHUKKA(WHITE SAND MOHAVE LEATHER / LAST NO. 64) ¥39,600
こちらは新しいレザーである「ホワイトサンド・モハヴェ」を使用。柔らかな色調のホワイトベースのレザーで、明るい色味がウィークエンダーをさらに快活なイメージに仕上げています。
WEEKENDER CHUKKA(CHOCOLATE MULESKINNER LEATHER / LAST NO. 64) ¥39,600
こちらもチョコレートカラーの新しいレザーでつくられた一足。採用されているのはオイルを含ませたラフアウトレザーで、深みのある風合いと独特のムラ感が特徴です。
WEEKENDER OXFORD(COPPER ROUGH & TOUGH LEATHER / LAST NO. 64) ¥39,050
そしてこちらがオックスフォードタイプのシューズ。チャッカタイプと同様にステッチダウン製法によってつくられ、ミッドソールはアッパーに縫い付けて固定されています。それによりアウトソールの張り替えも可能に。レザーはカッパー・ラフアンドタフが採用され、スマートさと武骨さがバランス良く共存しています。
WEEKENDER OXFORD(CHOCOLATE MULESKINNER LEATHER / LAST NO. 64) ¥39,050
オックスフォードタイプには、先ほど紹介した新色のチョコレートカラーもラインナップ。〈レッドウィング〉のラフアウトレザーは擦り傷などがついても目立ちにくく、雨などの天候にも強さを発揮し、必要最低限のメンテナンスで維持できる妥協のない素材を使用しているのもポイント。つまり、ガンガン履いて育てられるということです。
東京でも桜が開花し、春がやってきました。4月は新たな門出のタイミングでもあります。そんな麗しい季節には、〈レッドウィング〉の新しいシューズでスタートを切ってみてはいかがでしょう。確かな高揚感と共に、あなたをさまざまな場所へと連れ出します。
Photo_Yuta Okuyama
Text_TSUJI