ユニークなフォルム、特徴的なカラー、キャッチーなネーミング、そして高い実釣性能。〈ブルーブルー（BlueBlue）〉のルアーは釣り人の心をくすぐる魅力に満ちていて、ついつい欲しくなってしまいます。
海釣り用ルアーを中心に展開する〈ブルーブルー〉は、東京を拠点に活躍するプロアングラーの村岡昌憲さんが2011年に設立。シーバスをはじめとした青物から、フラットフィッシュやロックフィッシュなど、さまざまなターゲットに対応するルアーを輩出している、指折りの人気ブランドです。
そんな〈ブルーブルー〉が4月1日(火)に、新たにアパレルブランドをローンチします。その名は〈フィッシュローカル（FISH LOCAL）〉。長年かけて培った〈ブルーブルー〉の釣り文化の知見を反映したコレクションには、ルアーと同じく、独自の視点と頼りになる機能が落とし込まれているんです。
最初に特筆すべきは、世界中にあるローカルな釣りスポットを、コレクションのテーマに掲げていること。それぞれの地域に根ざした実践的な機能と空気感をデザインへ落とし込み、既成概念にとらわれない自由なクリエーションを提案していくそうです。
気になる1st コレクションのテーマは“SUMIDA”。シーバス釣りの聖地とも呼ばれる東京湾に流れ込み、川沿いにはポイントがいくつもある隅田川を舞台にコレクションを展開。
隅田川と言えば夏は花火大会で賑わうし、下町情緒あふれる浅草とか、気鋭のショップが軒を連ねる蔵前や清澄白河も近くにある。それでもって釣りも楽しめるから、隅田川は唯一無二のスポットなんです。そんな都会とレジャーが共存する東京らしいアーバンアウトドアの楽しさをウエアやプロダクトで表現したみたい。一部のアイテムを見てみましょう。
FL 3-Layer Fishing Jacket ￥66,000
3レイヤージャケットは、透湿防水やUVカットなど高水準の機能性を誇りながらもしっとりとした柔らかな質感が特徴。ゆったりとしたシルエットで仕立てられ、ミニマムなデザインのなかに効かせた刺繍のアクセントが目を惹きます。ブラックとネイビーのカラー展開はどんなトップスにも合わせやすく、汎用性・機能性のどちらにおいても安心感のある3レイヤーはあらゆるシーンで重宝しそう。
FL 3-Layer Detachable Fishing Pants ￥60,500
3レイヤージャケットとセットアップのパンツは、ひざ下で切り離せるデタッチャブル仕様。大きいカーゴポケットが4つ搭載されているので小物の収納に便利かと。大胆なワイドシルエットで、裾にはスピンドルコードを配することでシルエットの変化も楽しめます。
FL S/S Tee_Signature Logo ￥7,150
FL L/S Tee_Signature Logo￥8,250
ブランドロゴをあしらった代表的なTシャツとロンTには、青い空や水面のゆらめきなどの釣りにおける原風景から着想したブランドロゴや、隅田川の釣りスポットを示す位置情報など、ローカルの魅力を表現するデザインが。アウトドア然とせず、スタイリッシュなグラフィックに仕上げています。
また、今回のコレクションでは他にも様々なグラフィックのアイテムを展開しているとのこと。気になる方は公式インスタグラムをチェックしよう。
FL × OWLMILS_Izanami ￥23,100
FL × OWLMILS_Sif ￥14,850
アイウェアブランド〈アウルミルズ（OWL MILS）〉とコラボレーションしたサングラスが2型ラインナップ。驚くほどの軽い掛け心地と、こだわり抜いた高いレンズスペックは、釣りはもちろん、デイリーにも着用できるので持っておいて損はありません。「IZANAMI」は付属のグラスコードを装着できるようモダンの先端がカラビナになっているのも特徴です。
FL × Pake®_The Quantum ￥660
日本製のジッパーバッグブランド〈パケ（Pake®）〉とのコラボレーションも。釣りではスマホや小物を入れておけるし、日常や旅行などでも役立つこと請け合いです。
フィッシングウエアに求められる機能性を取り入れながら、都市生活のワードローブにも自然と溶け込むプロダクトを展開する〈フィッシュローカル〉。“SUMIDA”のテーマに基づいた1st コレクションの仕上がりは、都会的で洗練されています。
〈フィッシュローカル〉をまとって、街と釣りスポットに繰り出してみるのはいかがでしょうか。そして、次のテーマとなるローカルな釣りスポットはどこなのか、この先も楽しみなブランドです。
Text_Shogo Komatsu
