突然ですが「鈴鹿8耐」を観戦しに行ったことはありますか?
三重県で開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース」のことで、文字通り各チームが8時間走り続ける、1978年にスタートした夏の鈴鹿を彩る名物レースのひとつです。
バイクやクルマ好きでないとなかなかサーキットへ足を運ばないかもしれませんが、各メーカーが最新の技術を結集させて挑むレースの世界は、玄人だけでなく素人でも楽しめるはず。さらに「鈴鹿8耐」は音楽ライブあり、さまざまな飲食あり、そしてプール観戦も可能と、フェスのような充実度。
そんな1年に1度のスペシャルな場所に、1955年7月1日の創立から70周年、そして同じ年の7月10日に「第3回富士登山レース」からスタートしたレース活動70周年を記念し、2019年以来6年ぶりに〈ヤマハ(YAMAHA)〉がファクトリー体制で帰ってきます。
「2025 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会」には、『YZF-R1』で参戦。
1964年のロードレース世界選手権で初めて使用した、レーシングマシンの伝統的カラーリングのひとつであるホワイト×レッドを採用。デザインは1999年に世界500台限定で発売し、同年の「鈴鹿8耐」に参戦した『YZF-R7』にインスパイヤされ、新たにリデザインを施した特別仕様の1台です。
チーム名のYAMAHA RACING TEAMは、1990年代後半にファクトリーチームが使用していたものに。チームロゴやライダー&チームスタッフが身に纏うウェアやチームガレージも1999年のデザインをベースにすることで、昔からのファンには懐かしさを、新たなファンにはフレッシュな印象を与えてくれるはずです。
気になる日程は8月1日(金)から3日(日)の3日間。「鈴鹿8耐」へ挑むYAMAHA RACING TEAMの熱い戦い、ぜひ現場でその臨場感をお楽しみください。