福岡のみなさん！ 今週末のご予定はいかがですか？
昨年、大盛況のうちに幕を閉じた「Pages｜Fukuoka Art Book Fair」が今年も開催されます。2回目の開催となる今回も、個性あふれる出版社、アーティスト、デザイナーなど約100組が、九州内外、そして海外から福岡に大集合。
その名の通り“本”の魅力をお届けするとともに、展示やトークイベント、ワークショップ、ラジオ、ライブパフォーマンスなど、さまざまなプログラムが用意されているみたいです。
1997年に北九州で設立された現代美術センター「CCA」は、北九州での活動を終える2021年までの間に、数多くのアーティストブックを制作してきました。「CCA」で制作された作品のほとんどは、アーティストが北九州滞在中に手がけたもので、同時期に発表されたギャラリープロジェクトと連動したものや、作家の滞在中の経験を通して北九州や日本を映し出した作品が数多く含まれているんだとか。
本展では、ローレンス・ウィナー、トーマス・デマンド、オラファー・エリアソン、リクリット・ティラヴァーニャ、宮島達男などとともに「CCA」が刊行したアーティストブックが紹介されます。
〈ニューバランス〉発のライフスタイルブランド「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」が、福岡のセレクトショップ「Dice & Dice」と協業し、2021年にオープンしたショップ・イン・ショップ「& DICE & DICE supported by TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」の出展では、「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」がプロデュースするフリーマガジン『NOT FAR』の最新号（#10）を無料配布するほか、2020年の創刊から現在に至るまで、マガジンのアーカイブにまつわるスペシャルインスタレーションが開催されます。
また、イベント会場と「Dice & Dice」を繋ぐ特別企画として、期間中に『NOT FAR』（#10）を持参のうえ「Dice & Dice」に向かえば、お客様1名につき1セット、スペシャルトートバッグ付きバックナンバー全巻セット（#1~#9）がプレゼントされるみたいです。太っ腹ですよね。こちらもぜひ！
福岡のアート・カルチャーシーンを牽引する「ON AIR」は、余香殿内でZINEやグッズの展示販売を行うほか、飲食や休憩のスペース「Yummy Area」内にラジオブースを設置し、ラジオ番組 (((RADIO COCONUT))) をお届け。ラジオブースのまわりで生配信の様子を観覧したり、会場内を周りながら、もしくはフェアに向かう道中や帰り道にイヤホンで聴くのもオススメです。
その他にも多くのコンテンツが用意されているので、ここではその一部をご紹介します。
-「Pages」を太宰府天満宮でやる理由-
日時：4月18日（金）15:00〜16:00
会場：太宰府天満宮 文書館
映画や文化芸術に関わる多彩なプロジェクトを手がける三好剛平を聞き手に迎え、菅原道真公の門弟・味酒安行の43代目、味酒安儀権禰宜を招き、平安時代から異文化を受け入れてきた太宰府の歴史、そして国風文化の礎を築いた菅原公の軌跡についてのトークショー。
-「太宰府天満宮アートツアー」-
日時：4月18日（金）13:00〜14:00 / 4月19日（土）9:00〜10:00
会場：太宰府天満宮 宝物殿
太宰府 天満宮境内の現代アート作品と宝物殿で現在開催中の「藤本壮介展 -太宰府天満宮仮殿の軌跡-」を巡るツアー。担当学芸員の解説付き。
-PENCO® & Ken Kagami Workshop-
日時：4月18日（金）12:00〜17:00 / 4月19日（土）〜20日（日）10:00〜17:00
会場：太宰府天満宮 余香殿
現代美術作家の加賀美健を迎え、PENCO®製品を使ったワークショップを余香殿にて開催。
さらに「Pages | Fukuoka Art Book Fair」では、福岡の書店、ギャラリー、ショップ、飲食店と連動し、ローカルのアート、カルチャー、ファッション、音楽、食などの魅力をご紹介する企画「Friends」も実施。公式サイトやインスタグラムでは、この「FRIENDS」参加施設の情報や会期中に開催しているイベント情報を紹介しているみたいなので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
福岡在住の方はもちろん、隣県の方、遠く離れている方も、ぜひこの機会に会場に足を運んでみてください！ きっと新しい“本”との出会いが待っているはずですよ。
