USの現代アーティスト、ネイト・ロウマンの日本初個展が開催されます。

アートには定期的に触れていたいものですが、美術館へ行くとなると半日は必要になってくる。その点、気軽に行けるギャラリーはありがたい存在です。

「Gallery Common」にて、ニューヨークを拠点にするアーティスト、ネイト・ロウマンの日本初個展が4月26日（土）から開催されます。

ロウマンは、ポップカルチャーをユーモアと皮肉を交えて再解釈する作風で知られるアーティスト。ストリートカルチャーとの関わりも深く、2012年には「シュプリーム渋谷」のオープン記念Tシャツをデザイン。2022年春には、彼のアイコニックなモチーフである銃痕を散りばめた〈シュプリーム（Supreme）〉とのコラボコレクションを発表し話題を呼びました。

Burning Palm. 2025. Oil and alkyd on linen.
106 × 63.5 × 3.8cm

本展では、巨匠の名作をポップにアレンジしたシリーズなどの代表作に加え、新作シリーズも登場。新作では、私たちが日々目にするイメージの背後にある意味を問いかけます。そして、彼の作品に繰り返し登場するゴルフコースやハリケーンなどのモチーフの意味が、変化し続ける社会のなかでどのように再解釈されてきたかを辿ります。

Marilyn Tree. 2023. Oil and alkyd on linen.
46 × 26 × 3.8cm

sandtrap flower. 2024. Oil and enamel on canvas.
102 × 55 × 3.8cm

4月25日（金）19時から21時でオープニングレセプションが行われ、ロウマン本人も在廊するそうなのでぜひ遊びに行ってみてください。