山本海人さんにとって、ウイスキーはどんなイメージですか?
夜に飲むお酒ってイメージですね。昼からっていうより、長い夜の始まりにという感じ。それと一杯目にウイスキーを選ぶことが多いです。夜とウイスキーってなぜか密接な関係に感じられるんですよね。
ウイスキーと何を合わせて、飲むことが多いですか?
板チョコの苦いやつ。“カカオ97%”みたいのだと、かっこよく聞こえちゃうんで、苦ければなんでも。チョコレートとウイスキーの味の組み合わせが好きなんですよ。普段は甘いものはほとんど食べないんですが、ウイスキーのときは別。スモーキーな味わいが、チョコのビターな甘さとマッチするんだと思います。 ウイスキーのロックとチョコだけってことも割とありますね。
どんなシチュエーションで、ウイスキーを飲みますか?
東京と真鶴だと飲み方が違うんですよね。東京だとみんなでワイワイ楽しんでいるときに。真鶴であれば、釣りやなにかしたあとに飲むことが多いですね。ゆっくり、しっぽり飲むっていう感じです。
ウイスキーのどういったところが魅力ですか?
味もそうですけど、ウイスキーと過ごす時間みたいなものが好きなんですよね。東京と真鶴で表情が変わるというか、どちらのシーンで飲むウイスキーも好きですね。
なるほど。ではどんな人と飲みたいですか?
近々、ディーン(藤岡)と飲みたいですね。昔、アメリカに行ってるときに自分の部屋を貸したひとのツテで知り合ったんですけど、彼、とても面白いんです。そのうち真鶴で一緒に飲んで、いろいろと話したい。
Illustration_Kahoko Sodeyama
Text_Shinri Kobayashi
Edit_Shun Koda